今年一年いかがお過ごしだったでしょうか
2024年は1日より能登半島地震が起こり2日には羽田空港では航空機炎上事故がありました
波乱の2024年でしたが皆さんはいかがだったでしょうか
僕は去年より今年は100冊読書を目標に掲げて頑張って参りました
正直100冊本気で読もうと頑張っていたのですが
遠く届かず
年間100冊以上読むという芦田愛菜さんには本当に脱帽です
あんな多忙の極みでどこにそんな時間があるのか
一度お話を聞いてみたいものです
2024年に僕が読んだ本冊
今年に入ってから読んだ本を全てご紹介したいと思います
僕の読書履歴も含めて皆さんの次の本の参考になればいいかなと思っております
簡単な解説と読了記事リンクを掲載しております
目次をクリックするとそのタイトルに飛ぶことができますので興味のあるタイトルだけ読んでいただいても結構です
もし少しでも興味がある本があれば読了記事に足を運んでいただければ幸いです
- 2024年に僕が読んだ本冊
- 1・梶谷真司著:「問うとはどういうことか」
- 2・オリバー・バークマン著:「限りある時間の使い方」
- 3・イ・コンニム著:「殺したい子」
- 4・中山 祐次郎著:「医者の本音」
- 5・川上和人著:「鳥肉以上、鳥学未満。」
- 6・湊かなえ著:「カケラ」
- 7・村田沙耶香著:「コンビニ人間」
- 8・ひろゆき著:「気にしない生き方」
- 9・本多正識著:「1秒で答えをつくる力」
- 10・ウィリアム・シェイクスピア著「ヴェニスの商人」
- 11・内藤誼人著:「もっとすごい心理学」
- 12・宮嶋勲著:「最後はなぜかうまくいくイタリア人」
- 13・長谷川夕著:「僕は君を殺せない」
- 14・岩尾俊兵著:「世界は経営でできている」
- 15・一條次郎著:「レプリカたちの夜』
- 16・中野信子著:「「バイアス社会」を生き延びる」
- 17・片田珠美著:「職場を腐らせる人たち」
- 18・安藤広大著:「数値化の鬼」
- 19・ひろゆき著:「税弱な日本人からふんだくるピンハネ国家の不都合な事実」
- 20・村田沙耶香著:「殺人出産」
- 21・左巻健男著:「「健康常識」のニセ科学」
- 22・ビートたけし著:「ニッポンが壊れる」
- 23・五十嵐貴久著:「リフレイン」
- 24・水島広子著:「女子の人間関係」
- 25・佐藤舞著:「あっという間に人は死ぬから」
- 26・田向健一著:「珍獣ドクターのドタバタ観察日記」
- 2024年の読書まとめ
1・梶谷真司著:「問うとはどういうことか」
哲学書でありながら自分の知識を増やす方法、生きるということを導いてくれる指南署とも言える一冊です
難しい感じがしますが読みやすくてとても面白い作品です
2・オリバー・バークマン著:「限りある時間の使い方」
ジャケ買いしてしまった一冊です
小学生の時から父親に言われてきたこともあってか”時間”というものについては少しだけ関心のある僕にとってとても興味深い作品でした
3・イ・コンニム著:「殺したい子」
どちらかというと小説はあまり読まないのですがタイトルと帯びに書かれている内容を見て面白そうだなと思い購入してしまいました
『人間らしさ』とはなんなのか
大切なことを再認識させてくれた作品でした
4・中山 祐次郎著:「医者の本音」
お医者さんって実はこんな感じなんです
という医者の内情がわかる本です
「お医者さんってなんか冷たい感じするよね」
「なんで病院ってあんなに待たされるの?」
そんな疑問を解消してくれる一冊です
とても読みやすい本でどんどん読み進めてしまうほど面白い本です
5・川上和人著:「鳥肉以上、鳥学未満。」
僕たちに身近な鳥といえばハトにスズメ、カラス、カモといった感じでしょうか
それよりももっと身近な鳥がいます
僕たちが普段から美味しくいただいている鳥
そう
ニワトリです
みんな大好きニワトリを”鳥肉”という角度から解剖していく本です
文章の書き方がとても面白いので言葉の勉強にもなりますよ
6・湊かなえ著:「カケラ」
とても著名なミステリー作品が多い湊かなえさんの作品です
僕たち『人間』の面白さ、素晴らしさ、そして怖さ
生きていく上で人と接することは不可避です
人間の面白さを美容外科医目線から垣間見ることができる作品です
7・村田沙耶香著:「コンビニ人間」
よく聞くよく使う言葉に
“普通”と言う言葉があります
“普通”とは一体なんでしょうか
その“普通”というのは本当に“普通”なのでしょうか
そんな“普通”と向き合う名著です
ぜひ
8・ひろゆき著:「気にしない生き方」
これを読んで本当に気にしない生き方ができるとは思いません
ですが読まないよりは読んだ方が気持ち的には少し楽になると思います
誰だってちょっとでも幸せが多い方がいいですよね
誰かと比較してストレスを抱えて生きるよりも
ちょっとだけ気持ちを楽にして生きる方がいいですよね
人生1度きりですから
9・本多正識著:「1秒で答えをつくる力」
頭の使い方は人それぞれです
人と接する時に相手にどういう印象を与えるか
そこで人間関係は大きく変わると思います
特に良好な関係を築かなくてはいけないような関係であれば尚更
頭の回転はトレーニング次第で速くなります
超有名芸人を何人も育ててきた本多さん初のビジネス書です
必読です
10・ウィリアム・シェイクスピア著「ヴェニスの商人」
初めて戯曲というものを読みました
個人的にとても苦手なジャンルでしたが有名なものなので一度は読んでみたいと思い挑戦しました
1ポンド分の肉をどう取り立てるか
これが見ものです
11・内藤誼人著:「もっとすごい心理学」
僕が心理学に興味を持つきっかけになった内藤誼人さんの著書である
すごい心理学シリーズの第二弾
前書もとても面白い内容でしたが本書も面白かったです
やっぱり心理学は面白なと改めて思わせてくれた一冊です
難しい本ではなく心理学の読み物という感じなので興味を持たれた方はぜひ手に取ってみていただければと思います
12・宮嶋勲著:「最後はなぜかうまくいくイタリア人」
イタリアといえばとてもオシャレで素敵なイメージです
そのイメージの根源は何かがよくわかります
日本から9700kmも離れた文化はとても日本とは真逆のものです
ただそれだけかけ離れているということがかえって見習うべき部分も大きいのかななんて思います
13・長谷川夕著:「僕は君を殺せない」
どんな展開になるんだろうと先が気になりページをめくる手が止まらない一冊です
人は環境によってどんな風にでもなれる
いつだって人は変わることができる
そんな気持ちにさせてくれるとても面白い小説です
14・岩尾俊兵著:「世界は経営でできている」
世界の全ては経営である
そんなとても大きな視点で捉えたエッセイです
健康も恋愛も仕事も怒りも勉強も家庭も恋愛も
全てが経営でできています
比喩がとても面白くて読みやすい本です
15・一條次郎著:「レプリカたちの夜』
『シロクマを目撃したのは夜中の十二時過ぎだった』
そんな書き出しから始まるミステリー小説
もはやミステリーなのかどうかもわかりません
正直意味不明です
ミステリー大賞を受賞されているのでジャンルとしてはミステリーなんだと思いますが果たしてミステリーとは一体なんなのか
そう思わせるような独特なストーリーです
自分の中の世界を広げたい
そんな人におすすめです
16・中野信子著:「「バイアス社会」を生き延びる」
情報がいつでもどこでも手に入れられる社会になったからこそ
バイアスの濃度が濃くなってきているように感じます
人間には元々バイアスという知能が備わっていると言います
しかしそのバイアスをどう使うかで人生は大きく変わるのではないかと感じました
学生など若い方にこそぜひ読んでいただきたいです
17・片田珠美著:「職場を腐らせる人たち」
いるいるこういう人
というサンプルがたくさん書かれています
なぜ職場を腐らせるのか
どうやったら改善できるのか
職場を腐らせる人とどう接すればいいか
人間関係にお悩みの方にぜひ読んでいただきたいと思います
18・安藤広大著:「数値化の鬼」
物事は全て数字で捉える
とても大切なことだと思います
数字で考えることができれば真実が見えてくる
数字の見方
数字の使い方
ただ数字を見るだけではなく数字をどう読み解くか
本当に数字って大切なんだ
そう思わせてくれる一冊です
ビジネスマンのみだけでなく全ての人に読んでいただきたい一冊です
19・ひろゆき著:「税弱な日本人からふんだくるピンハネ国家の不都合な事実」
今の日本はどうなっているのか
本当に日本は大丈夫なのか
老後2000万円問題とどう向き合うか
日本とお金に関する本です
綺麗事を言うつもりはありませんが
お金が全てではないと僕は思っています
ですがお金はとても重要なものです
生活とお金は切り離すことはできません
これからの日本の未来を知るにはとても素晴らしい本です
20・村田沙耶香著:「殺人出産」
ー今から100年後の日本
もしかしたらこうなっているのかもしれないー
なんていう
妄想を掻き立ててくれるとても面白い作品です
多様性という言葉が日常的になってきている現代
それがどんどん拡大していくことを考えると”ウソ”とは言えないのかもしれない
なんていう気持ちにさせてくれます
21・左巻健男著:「「健康常識」のニセ科学」
過去に同じ左巻さんのニセ科学に関する書籍を読ませていただいて
とても衝撃を受けてから左巻さんが出版された本はチェックするようにしています
あなたが信じているものは真実なのか
本当に根拠のある話なのか
今のまま信じていてもいいのか
科学的なリテラシーが薄いけどなぜか”科学的に”という言葉が好きな現代人
真実の科学を知るためにとても素晴らしい一冊です
22・ビートたけし著:「ニッポンが壊れる」
あのビートたけしさんが書いた一冊
今のニッポンにメスを入れる
というよりも
叩き斬るというような内容でとても刺激的な著書です
時事ネタたっぷりで現代の危機感を露わにした本ですがとても読みやすく面白い一冊です
23・五十嵐貴久著:「リフレイン」
僕が小説を読むきっかけになったと言える作品『リカ』シリーズの6作目です
想像力が乏しいので小説は苦手だったのですが
この「リカシリーズ」は本当に読みやすくて
とてもリアルに感じることができる一冊です
ぜひ手に取っていただきたい作品の一つです
24・水島広子著:「女子の人間関係」
女性とはどういう人間なんだろう
自分からは想像できない人間だ
ずっとそう思っていました
『男性と女性では脳の作りが違う』なんていうことも聞きますし
男性と女性との違いはどこにあるんだろう
と思い読んだ一冊です
もちろん女性が読んでも面白いと思います
男性でも女性でも”面倒くさい人”というのはいるはずです
そんな人間関係はどう成り立っているか
どうやって回避するか
そういった女性の人間関係の指南書とも言える一冊です
25・佐藤舞著:「あっという間に人は死ぬから」
2冊目にも時間に関する著書を読みました
おじさんになったからか”時間”に対する感覚というか
時間に対して意識するようになりました
なぜ時間に追われるんだろう
その疑問を解決してくれるとても面白く素晴らしい一冊です
26・田向健一著:「珍獣ドクターのドタバタ観察日記」
家に動物がいる家庭なら必ずお世話になったことがある動物病院
そこで日々奮闘されている獣医さん
人間同様動物にもお医者さんが必要不可欠です
そんな獣医さんってどんなお仕事なんだろう
どんなことをしてるんだろう
そんな疑問をおもしろおかしく教えてくれる一冊です
児童書なのでとても読みやすい内容になっているのでお子さんと一緒に読んでみるのもいいと思います
2024年の読書まとめ
冒頭にも書きましたが
「今年は100冊読むぜ!」
とイキがって初めて年間100冊目標読書年間でした
が
結果目標の約1/4しか読めず完全に惨敗
何より10月、11月を1冊も読まなかったことが恥ずかしい限りです
もしこの2ヶ月で2冊ずつでも読んでいれば30冊は読めたのかなと
(いずれにしても100冊には大きく届きませんが)
何かで芦田愛菜さんが年間100冊もの本を読むというのを知って
僕も挑戦してみようと思ったのが始まりなのですが明らかに”僕には”不可能でした
てか絶対に僕より忙しいのにどうやって芦田愛菜は100冊も読んでるんだと
そっちの方が気になって仕方がありません
いずれにしても結果は出せなかったですが逆にいうとこういう目標を持って本を読まなければ26冊も読んでなかったと思います
色々鑑みるといきなり100冊は無理だということで
来年は50冊を目標にしてみようかなと思っております
50冊となれば今年は半分は読めたということになりますからまだ現実味はあるかなと
なんとも情けない話ですが何もなくダラダラ本を読むよりは
ハードルは低くても目標を持った方が人生豊かになるかなと
と自分には超甘党思考で行こうかと思っております
僕はあまりジャンルに拘らず「面白そうだ」と感じた本を読むようにしています
そのため読んだことがある本や全く聞いたこともない本というのも中にはあったかと思います
僕のレビューや読書感想で読んでみたいという気持ちになるとは到底思いませんが
本のタイトルや帯などに書かれている文章を見て
少しでも読んでみたいなと思っていただければ稚拙な読書感想文を書いた意味もあり僕にとってはとても嬉しいことです
ぜひおすすめの一冊に巡り会えたら幸いです