鳥と魚と僕とポーク

実るほど頭を垂れる稲穂かな

ビートたけし著:「ニッポンが壊れる」を読了

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読みたい本はたくさんあるのですが

古い本が多いのかあまり書店に置いてないことが多くて

たまたま書店に行った時に何も読みたい本がないなと思っていました

 

そこで奥さんから「何も買わないの?」と言われ「欲しい本はあるけどここには置いてない」と言うと「じゃあこれ読んだら?」と言われて渡されたのがこのビートたけしさんの本でした

 

これまでビートたけしさんの本など一度も読んだことはなかったのですが

ビートたけしさんから見た現代日本』という内容にとても興味が沸きました

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発売されたのは去年の末期ですのでリアルではないのですがそれでも

『たけしさんの目から今の日本はどう写っているのか』

というのはとても面白い内容の本です

 

政治に対してや

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事件に対して

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そしてたけしさんがおられる芸能界に対して

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様々な角度から現代の日本を斬っています

たけしさんも77歳「古い考え方」をお持ちなのかなと読む前は思っておりましたが

読んでみるとそうではありませんでした

 

とても上からになって申し訳ないのですが

率直な感想を書きたいのでそのまま書かせていただきますと

高齢者特有の

『昔はこうだった』

『今の若い人は』

というような“老害発言”ではなく

『昔はこうだった。だがその考え方は今では通用しない』というような現代社会の代わりゆく様をしっかりと認識しておりその時代の流れを受け入れてるように感じました

 

むしろ日本の現代社会を認識できていない人々に警笛を鳴らす

そんな内容に感じました

1989年から現在でも映画を制作されているからこそ日本の変化と危機感をリアルに感じておられるのかなと

 

僕が進んで読まない本なのですが

今回選んでくれた奥さんには本当に感謝しています

 

あくまでもたけしさんの意見や主張なのですが「こういう見方もあるか」という発見のようなものがあって本当に読んで良かったです

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硬い文章ではなくたけしさんの話口調のような書き方なのでとても読みやすい本でもあります

 

ぜひ手にとって見てはいかがでしょうか

 

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