2024年の15冊目は
一條次郎著の「レプリカたちの夜」です
たまたま本屋さんにいったときにこの表紙に惹かれて買った本です
『死神の精度』でも有名な伊坂幸太郎さんのコメントが入っていたというのも決め手の一つになったと思います
新潮ミステリー大賞受賞とありミステリー好きの僕としてはとても興味の唆られるものでした
どんでん返しや驚愕のラスト
のようなコメントには滅法弱い僕です
またこの作品「ワケがわからない」ということも言われていまして
これはもう読んでみるしかないということで読んでみました
正直
ワケわかりません
もう展開が凄過ぎてワケがわかりません
ただものすごく面白い作品です
ワケはわからないのですがとても惹かれてしまい次の展開が気になってしまいます
タイトルだけみるととても楽しそうな印象だったのですがもう本当にワケわかりません
ですがワケがわからないなかでもしっかりとミステリー要素はあって
起承転結ももちろんきちんとあります
とても面白い作品なので「こんな作品です」とご紹介したいのですが
説明が難しい過ぎて
本作はとても独特な世界観の中で展開していきます
動物レプリカ工場に勤務する往本
絶滅したはずのシロクマを工場内で発見し
「シロクマを殺せ」と工場長に命ぜられる
そこからシロクマの正体に迫っていく
というかなり独特な世界観の中で様々な事件が起こっていきます
ここで興味を持つか全く興味をそそられないか
極端に分かれると思います
小説ってこんなに自由なんだ
自由に書いてもいいんだ
とそんな気持ちになった作品でした
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興味の湧いた方はぜひ読んでみていただければと思います