今日会社の事務員の女性社員方々がアートメイクについての話で盛り上がっておりました
“アートメイク”という名称は初めて聞きましたが
眉毛などに色素を入れるというものです
中には入れていた(薄くなった)という方もおられました
周りの方も「自分も入れようかな」なんていう人ばかりでした
そこでふと思いました
「アートメイクはこんなに気軽にいれようと思う人が多いのになぜタトゥーは印象がよくないのだろう」と
そこでアートメイクとタトゥーの違いについて調べてみました
アートメイクとタトゥーの違い
アートメイクとタトゥーには大きな違いがあります
その違いを調べてみました
アートメイクは2〜3年で消える
1番の違いはここでしょうか
アートメイクは色素を入れる深さが浅く2〜3年すると自然に消えるそうです
逆にタトゥーは色素を入れる深さが深いため半永久的に消えないことが1番の違いでしょうか
アートメイクは修正が可能
上述のように数年で消えるため眉毛などのデザインを変えたいと思った時に変えることが可能です
これも色素の入れる深さに関係があるのだと思います
アートメイクは痛みが少ない
これも色素の深さに関係しており痛みがタトゥーよりも少ないことも違いといえると思います
深さが違うが色素を入れるということは同じ
消える消えない
深い浅い
と違いはありますが色素を入れるという行為自体は変わりないと思います
ですがなぜかタトゥーはあまり歓迎されません
個人的な意見ですが
1番の理由としては“イメージ”でしかないと思います
『アートメイクは元々あるものに色素を足す』
ということが目的ですが
『タトゥーは肌にイラストなどを描く』
という大きな違いがあります
さらに日本では『刺青=ヤクザ』というイメージを払拭しきれていません
もちろん最近では芸能人の方やミュージシャンなどのアーティストの方も入れている方が増えてきていますので少しは寛容になってきている部分もあるかもしれませんが
それでもやはり日本ではタトゥーや刺青はいい印象はありません
描かれている柄によってはそれも印象をよくできない要因になっている可能性もあります
ですがなぜアートメイクは良くてタトゥーはダメなのでしょう
同じ色素を入れるということには変わりないのに
もしタトゥーも数年で消えるのならいいのでしょうか
そうではなく『悪い人=タトゥー』という部分が全く改善されていないからでしょう
もちろんタトゥーをしている人の中にもいい人だっています
ファッションとして自分の個性の一つとしてタトゥーを入れている人だっています
しかしそれよりも素行の良くない人の方が多いからではないでしょうか
近年では日本でも格闘家の方々でタトゥーを入れている方が増えているように思います
ああいうのを見るとやはり「恐い」という印象を持ってしまうのでしょう
ただ思うのは
『アートメイクはいいけどタトゥーはダメ』
という人の気持ちは理解できません
やはり「消える消えない」の壁は大きいのでしょうか
ピアスも昔はあまりいい印象はありませんでした
ですが今では耳だけでなくおへそにピアスをしたりなんていう人も増えてきています
昔は耳も耳たぶだけというのが一般的でしたが今では耳の上の方(ヘリックス)だったり真ん中あたり(トラガス)だったりと複数付けることも一般的になってきています
水曜日のカンパネラの詩羽さんのように口にピアスを開けたりしている方もおられます
「ピアスはいいけどタトゥーは」
という方もいたりします
きっとピアスは「穴が塞がる」ということがあるからでしょうか
(開けた穴の大きさにもよりますが)
やはりタトゥーというのは半永久的に残る物ですし印象の払拭がどうしても難しいのでしょうか
ピアスのように認知されていくことはないのでしょうか
話を戻しまして
アートメイクとタトゥー
なぜ許容さが違うのでしょう
どうも僕の中には納得できる理由が見当たりません
タトゥーや刺青のような柄をアートメイクと同じように浅く色素を入れることはいいのでしょうか
そもそも入れている柄の問題なのでしょうか
龍や虎のようなものはダメで
アニメのキャラクターのようなものならいいのでしょうか
僕は元々バンドをしていましたのでタトゥーや刺青をしている人たちとよく過ごしていましたのでタトゥーや刺青にはなんの抵抗もないのですが
やはりそういったものと無縁の方からすると“恐く”見えてしまうものなのでしょうか
タトゥーもアートメイクと同じようにとまでは言いませんがもう少し寛容になればいいなぁと思った今日でした