今年に入ってもう4月
早くも4ヶ月と経ったというのにまだ13冊目です
毎日何冊もの本を読む人って本当に凄いなと感じております
僕はどうしても映画やゲームに逃げてしまいがちなので
さて本作は数年前に購入したと記憶している本です
他にも色々と読みたい本があり次々と新しい本を買って後回しになってしまっていた本の中の一冊です
この帯とあらすじを読んで面白そうだなと感じたのを覚えています
一人称視点の作品でシーンによって語り手が変わっていく物語です
誰がどの角度から何を見ているかというのがとても重要になります
本作には「僕」と「君」と「おれ」の三人が中心となって物語は進んでいきます
誰が「僕」で
誰が「君」なのか
そして「おれ」とは誰なのか
とても面白い作品です
人と人との間にあるもの
人と人との間に生まれるもの
なんとなくそういうものを感じました
とても面白い作品です
また本作には『Aさん』と『春の遺書』という短編が2編収録されています
『Aさん』『春の遺書』は本編の『僕は君を殺せない』とは関係性はなく
完全な単独作品です
この2作もとっても面白い作品です
ハラハラドキドキ
どうなるんだろう
と先が気になってしまうストーリーで本当に素晴らしい本です
一冊で3冊読めるというちょっとしたお得感もありとてもおすすめな一冊です
ぜひお試しください
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