仕事をする上で効率は大切なことです
効率よく要領よくやることで円滑に作業が進みより良い結果へと繋がる可能性が高くなります
ですが
「効率を求めすぎる」と逆に非効率になってしまうこともあり得るわけでして
矛盾しているのですが
効率を求めると無駄な時間を削減でき別のことへのゆとりができることになります
ただ“効率だけ”を求めすぎると正しい優先順位がつけられなくなり返って逆効果になることがあります
例えば
A、B、C、Dという4つの仕事があったとして
AとDはあと少しで終わりそうなのに
関連性が高いなどの理由で
「AとBをまとめてやった方が早い」
というような理由でBが完了するのを待つ
「BができたらCがやりやすくなるからCも待とう」
みたいなことになってくるとせっかくあと少しで終わることができるDを後回しにしてしまい
結果的に無駄な時間ができてしまう
なんていうことが起こり得るわけです
一見効率的に見えるかもしれませんが
業務がどれも中途半端に滞った状態となり謎に一番時間が掛かってしまう
こういう思考ってあまり教えてもらうことがなく
自分だけで考えて進めていく人が多いので
『自分が信じた効率』
だけで仕事を進めていくことになります
またこういう人って自分に自信があったりプライドが高かったりして他人の意見を受け入れにくく
誰かに「こっちを先に終わらせた方がいいんじゃない?」とアドバイスをしたとしても耳を貸さない人が多いです
結局期限にギリギリだったり間に合わないなんてことが起こることも
基本的に効率を求めることは大切ですが
仕事が詰まっている時は
優先順位を考えて非効率だとしても
一つでも早く片付けていくということをしなくてはいけないタイミングというのがあります
それができるかどうかって大きく変わると思うんですよね
常に効率的にできるとは限らない状況はあるわけでして
効率非効率は隣り合わせといいますか
また効率って人の感覚によっても変わると思うので何が効率的で何が非効率なのかというところは難しい部分でもあると思うのですが
ただ一つ言えることは
『仕事って結果が一番大事』
だと思っているのでめちゃくちゃ非効率は良くないですが多少の非効率でも結果が伴っていればいいんじゃないかなと思います
ノルマがあって効率を優先した結果
「ノルマが達成できませんでした」
では何の意味もありません
むしろ効率を考えて結果が出てなければ
「その効率は本当に効率的なのか?そう思っているだけなのではないか?」
というような新たな疑問が生まれかねませんから
「このやり方だと逆に時間がかかる」
みたいなことをいう人がいますが
それはできる限り時間が掛からないように努力すべきことではないのかなと思います
常に自分は正しいと驕ることなく
いつも最善の解を導き出せるように努力したいものです