早くも2月になってしまいました
もう少しペースを上げなければ年間100冊は辛いです
とは言え他の欲望が邪魔をして読書は後回しになっているのが僕の本音です
さて年間100冊目標の第4冊目
中山祐次郎著:「医者の本音」です
僕たち動物にとって怪我や病というのはつきものです
当然病院にかかるほどの怪我や病気となれば相当大きな問題ですが
きっと今まで一度も病院に行ったことがないという方はいらっしゃらないのではないでしょうか
独特の雰囲気のある病院
中には「病院は嫌い」という方も耳にします
最近ではネットの普及により食べログのような病院の口コミサイトなどもあります
体調が優れなくて病院にかかる時に目安にしている方も多いはずです
そんな病院の内情や医者に対する疑問などを語ってくれている本です
僕も様々な理由で病院にいったことがありますが「あそこの病院はよかった」「あの病院の先生は何か荒いな」など色々な感情を持ったこともあります
皆さんも「なんか冷たくない?」といったような感覚を持たれた方もおられるかと思います
医者という立場から書かれた本なのでとても面白いです
2018年に書かれた本なので現代医療や病院のあり方などは変わっているかも知れませんがそれでも知り合いに医者のいない僕にとって医者の“本音”という部分を垣間見れるのはとても貴重な内容でした
僕たち一般人が感じるちょっとした疑問や「これってどうなんだろう」「これはどういう意味なんだろう」といった日常で感じることも書かれています
中には
『病院は平日の昼間に行く方がいい』
というちょっとしたアドバイス的なことも書かれているので知識としても役に立ちます
他にも「医者のお給料」「医者の恋愛」のことも書かれており医者というものが少し近く感じる内容もあります
個人的にこういうあまり一般の人が知らないような本がとても好きです
過去に古野まほろさんの「警察手帳」という本も読みましたがこれも警察の内情が書かれておりこちらもとても面白い本です
ページ数はそれなりにありますが
内容がとても面白いのでサラサラと読めてしまいます
文章的にも硬くなくてとても読みやすい本ですし
医者嫌いの方にこそ読んでいただきたい一冊だと思います
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興味のある方はぜひ一度お試しください
やっぱり知らないことを知るというのは楽しいものです