鳥と魚と僕とポーク

実るほど頭を垂れる稲穂かな

佐藤舞著:『あっという間に人は死ぬから』を読了

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謎解き統計学というYouTubeチャンネルを見て

統計学という全く縁もゆかりもなかったモノに興味を持たせてくれた“サトマイ”こと佐藤舞さん

 

初めてみた動画は確か

ギャンブル依存症の作り方」

みたいな動画だったと思います

 

その動画を見て「なんと面白いんだ」と思い色々と動画を拝見させていただきました

 

その佐藤舞さんが本を出版されるという情報を知りまして早速買いました前著

『はじめての統計学 レジが早く進むのはどっち!?』

 

spawn.hatenablog.com

 

 

この本が統計学の面白さを教えてくれた素晴らしい本でして

そのとても面白い本を出した佐藤舞さんが新しく本を出版されるということを知り読んでみたいという想いが強かった一冊です

 

前著の本のような印象を持っていたのですが

なんとも全く違った切り口の本でした

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統計学のことは何もわかりませんので

本著も統計学というジャンルが含まれているのかはわかりませんが

 

帯にも書かれていますように『統計哲学』というような印象でした

 

意外と人生の時間は短いから有効に使ったほうがいいよ

 

というところから

人生は一体何に時間を費やしてるのか

その“何”とどう向き合っていくか

 

という内容が書かれています

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別に内面的なことは何も変わっていませんし

昔と比べてどうだ

とかは何も感じないのですが純粋に自分の年齢を見るとやはり歳を取ったなと思います

 

バンドをしていたことや前の仕事のことなどを思い出すと

ついこの前ぐらいの感覚になったりするのですが今の自分の年齢を思い出すと

もう何年も経ってるんだなと思います

 

それぐらい

時間というのはあっという間に流れていきます

 

父親から幼少期から言われていた言葉がありまして

「人間に平等に与えられているものは何か」

という問いがありまして

 

父親の答えは『時間』でした

体の大きさや能力、家庭環境などなど

人には平等なようで不平等なことがたくさんあります

 

親ガチャなんていう言葉もありますが

裕福な家庭もあれば裕福ではない家庭もあります

 

そんな感じで子供は生まれながらにして差が設けられている場合がほとんどです

 

ですがそんな中でも平等に与えられているものはある

それが”時間”である

 

というものです

これは父の話なのでこれが正しい間違っているということではないと思いますが

僕はこれを小学生の頃に聞かされてから

今の年齢になってみると僕自身もそう思うようになりました

(遺伝子的なものもあるかもしれませんが)

 

つまりこの時間の使い方で人は変わるということです

 

父親からの流れなのかは不明ですが僕自身も

”時間”に関して興味を強く惹かれる傾向にある気がします

 

spawn.hatenablog.com

 

ですが別に常に時間がもったいないという感覚になるわけでもありません

休みの日は家でゴロゴロして映画を垂れ流しながらソファーに横になって気がついたら寝てた

なんていうことはよくあることですし

むしろ好んでいる節さえあります

 

自分にとっての時間の有効活用という観点で時間を有効的に使った方がいい

 

という感覚です

 

長くなってしまいましたが本著はそんな風な『時間の使い方』を提案してくれる素晴らしい著書です

年齢層のターゲットは無制限ではありますが

こういう本はできるだけ若いうちに読んだ方がいいなと思います

 

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僕は読書をし始める年齢がとても遅かったです

読書を始めるのに年齢自体は関係ないのですが

ある程度自分というものが形成されてしまった後で読書を始めたので新しいものを取り込むという能力が若い頃よりも少なくなってしまっているので

なんでも若い頃から始めた方が吸収率はいいですし

行動にも移しやすいと思います

 

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興味のある方はぜひ早めに読んでみていただきたいと思います

自分の人生にとって

1分でもより良い人生を送るためにも

 

有意義な人生のために必読な一冊です