鳥と魚と僕とポーク

実るほど頭を垂れる稲穂かな

オリバー・バークマン著:「限りある時間の使い方 」 を読了

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年間100冊目標の第2冊目は

オリバー・バークマン著:『限りある時間の使い方』

です

 

この本は本屋さんに立ち寄った時にパッと目に入った本でタイトルが気になったので手に取ってパラパラと冒頭部分を読んでみると

 

いきなりこんなことが書かれていました

「長い目で見れば、僕たちはみんな死んでいる」

いかがでしょう

なんとも暴力的であり残酷な表現がされています

 

さらに「人の平均寿命は短い。ものすごく、バカみたいに短い。」と続く

100年時代なんて言われているけどそれでもどうやら人間の寿命は短いようです

 

ここで問題です

【80歳まで生きるとしてあなたの人生は何週間あるでしょう】

 

一度計算してみてください

答えは1番最後に載せておきます

 

タイトルそのままですが「短い時間の中で時間をどう使うか」というのが本書の内容です

 

 

ネタバレ的なことは書かない派なので詳細は書きませんが人生は思っているよりも短くあれこれとやっている時間はありません

 

人間の欲望的に「あれもこれも」と強欲になってしまっては逆に何もできません

“できないんだ”ということに向き合い受け入れる

これが何より大切なんだということ

 

僕の若い時は

「寝る間も惜しんで」なんて言葉をよく聞きました

実際言われたこともありましたし

ただ睡眠を削る方が生産性は下がるということも今は立証されています

そうなると1日7時間の睡眠だとして残された時間は17時間

仕事の時間を8時間とした時に残った時間は9時間

 

その9時間をどう使うかというのがとても重要であり難しいところです

  • 遊びに使うのか
  • 読書に使うのか
  • 勉強に使うのか

それは一人一人自由です

ただ9時間というで全てをやりきることは到底不可能です

その9時間をどう振り分けるか

これがとても重要なポイントです

 

限りある時間の中で自分がどれだけのことができるか

やることやらないことリストを作ってみるのもいいのではないでしょうか

 

 

本書には時間の使い方というよりは『時間との向き合い方』が書かれているように感じました

 

一応世の中で平等なものは“時間”だと言われています

1日24時間

これは誰しもが同じ1日を刻んでいます

 

この中で如何に楽しく

如何に有意義に過ごすか

 

これが生きる意味なのかな

なんて思ったりしております

 

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最後になりましたが

【80歳まで生きるとしてあなたの人生は何週間あるでしょう】

の答えはこちら

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もし少しでも興味も持ってもらえたなら本屋さんで手に取っていただければと思います