すでに2月に入りました
本当に月日が経つのは早いです
むしろもうバレンタインデーの方が近いというね
あと10ヶ月
早くも挫折し始めている僕です
年間100冊目標の第5冊目
川上和人著:「鳥肉以上、鳥学未満。」です
実は一昨年に買っていた本なんです
ずっと積読になってしまっていたものでしてそれをようやく読む時がきました
皆さん鳥肉はお好きですか
一般的に食べられているお肉といえば
- 牛肉
- 豚肉
- 鳥肉
一般的にはこの3種類が主流だと思います
その中で一番安価な鳥肉を題材にした本です
頻繁にいくわけではありませんが居酒屋さんや焼き鳥屋さんなどいくとスーパーには売っていないような鳥肉が売っていたりしますよね
ささみフライだったり唐揚げだったり
色々と美味しい料理がありますよね
そういった『身近な鳥肉から鳥を知る』というような本です
ささみ、胸肉、モモ肉、手羽先などなど
色々な部位が売られていますよね
そんな日頃食べているお肉は鳥のどういう場所でどういう働きをしているのか
とても身近なお肉なのにちょっとマニアックな感じのする
とても面白い本です
そもそも鳥肉が好きということと
鳥が好きという二つの条件をクリアしていなければ退屈な内容かもしれません
とはいえないのが著者である川上さんの凄いところです
何より文章がとても面白いです
しっかりとした内容なのですが間にジョークを挟みながら進んでいくのでとても読みやすいです
このようにイラストや写真などもありますので
視覚的にもわかりやすいです
何より言葉のチョイスがとても面白いです
著者の川上さんは鳥類学者ということで”学者”と聞くとなんとなく硬いイメージがありますが全くそんなことはありません
冗談まじりに進んでいくのでどんどん読み進めていけます
その冗談のチョイスがとても幅が広くてジャンルレスなので言葉の使い方や言い回し、ものの例え方みたいなことも勉強になります
まさに僕の憧れです
内容がマニアックなものになりますので少し難しいと感じる部分もありますが
「そうだったんだ」と新しい気づきを見つけることができる部分もたくさんあります
この本を読むと日頃食べている鳥肉がどういうものでどういう役割を果たしているのか
を知ることができます
通勤の時、ジョギングしている時、ドライブしている時、散歩している時、洗濯物を干している時などなどふと鳥を見た時に色々と思い出すと思います
鳥を見る目が変わります
そしてより一層鳥に感謝することになるおすすめの一冊です
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