鳥と魚と僕とポーク

実るほど頭を垂れる稲穂かな

ウィリアム・シェイクスピア著:「ヴェニスの商人」を読了

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年間100冊目標の第10冊目

ウィリアム・シェイクスピア著:「ヴェニスの商人」です

 

タイトルは昔から何度も聞いていましたが一度も読まなかった作品です

なぜ今回読む気になったかと言いますと過去に読んだ作品の中に出てきた一説がきっかけになり興味を持つに至りました

 

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もう読まれた方はご存知かと思いますがまだ読まれていない方のために

あらすじはこんな感じです

 

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1ポンド=約450g

どれぐらいかと言うと

ロリポップ!

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マグカップにコーヒーを半分ぐらいです

 

まぁまぁ重たいですね

 

ちなみにマグカップにコーヒーいっぱいだと

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約535gぐらいでした

 

このマグカップにコーヒー半分の重さの肉を切り取られるというのが大きなストーリーです

僕はここに惹かれて読んだみたいと感じました

 

今回僕が読んだのは”ちくま文庫”から出版されているものです

岩波文庫新潮文庫、角川文庫など各出版社から発行されています

 

たまたま僕が行った書店にはこのちくま文庫のものしかなかったのでこれを買いましたが他の出版社からのものとは内容や訳し方などが番うかもしれません

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上述したように他の出版社の中身はわかりませんがちくま文庫のものは下に脚注があります

解説やその会話の描写などが書かれています

小説ではなくもともと喜劇、戯曲ですから状況の雰囲気が書かれていたりします

 

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正直初めてこういうスタイルの本を読んだのですがとても“苦手”なジャンルでした

戯曲ですから所謂「台本」ですからより情景を想像しながら読む必要があります

 

一般的な小説であればその時の振る舞いや行動などが書き添えられていますが戯曲はそうではありません

 

これは今まで経験のない僕にはかなり苦戦しました

 

これもまた読んだことのないジャンルの本なので自分の幅を広げるためにもとてもいい勉強になりました

 

なかなか言葉遣いだったり雰囲気が独特なので(自分の中で)新しい世界に触れることができてとても楽しかったです

 

もし読んだことがない方は手にとってみてはいかがでしょうか