鳥と魚と僕とポーク

実るほど頭を垂れる稲穂かな

本多正識著:「1秒で答えをつくる力」を読了

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年間100冊目標の第9冊目

本多正識著:「1秒で答えをつくる力」です

 

いつも見ているニュースアプリでとてもよく取り上げられている著書で

面白そうな本だなと思って気になっていた一冊です

 

たくさんの有名お笑い芸人を育ててきたお笑い講師の本多さんが書かれた本です

お笑い芸人の瞬発力は本当に見習うべき点が多いです

 

常に人を笑わせるという行為は決して簡単なものではありません

データと分析がとても大切ですが何より再現性がなければ常に笑わせることは難しいと思います

 

そんなお笑い芸人たちがどうやって笑いをとっているのか

そういった切り口からビジネスや人生においても同じことが言えるのではないか

といった内容の本です

 

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バラエティ番組などでお笑い芸人さんが何か話を振られた時に瞬時に答える姿をみると

「頭の回転が速いな」と感じることがあります

頭の回転に関しては地頭力からくるものだと思っていましたが

意外にも「後天的」なものだと言われています

 

つまり頭の回転は努力と訓練次第で速くすることができる

 

ということになります

そう言った頭の回転を速くする方法が書かれています

 

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レッスン、解説、トレーニング方法が細かく書かれており

日々実践することで脳の瞬発力を高めることができます

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お笑い芸人さんの講師ということで話の軸は“お笑い”ですがビジネスや対人に対しても通ずる部分ばかりなのでとても勉強になります

 

どういう仕事であっても人と人との付き合いは完全に切ることはできないと思います

LINEやメールで連絡をやり取りする時代ではありますが

それでも電話という機能は今でも残っていますしビデオ通話という機能まであります

ロリポップ!  

そう考えるとやはり「顔を見ながら話す」という構造は無くならないのではないでしょうか

 

だとすると人との接し方というものはいつまでも大切だと思います

 

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日頃からお笑いを見たりする方にはお勧めな一冊です

 

NSCの講師ということもあり例題などで使われている言葉が関西弁ですがお笑いが好きな方であれば問題ないと思います

 

むしろその方言についても書かれているレッスンもありますから是非とも手に取っていただきたい一冊です