12月ももうすぐ中旬。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
暑いのと寒いのとではどっちがいいか。
という話は真夏や真冬には鉄板の話題だと思います。
「夏バテ」という言葉はよく耳にするかと思いますが、今年の冬は『冬バテ』に要注意だそうです。
寒さは体調不良の原因に
寒い時、体は熱を逃さないように全身の血管が収縮します。
すると、血液によって運ばれるべき酸素や栄養が十分に届かなかったり、老廃物の回収が遅くなったりします。
その血液の循環が上手くいかないことで「疲れ」につながる訳です。
また、寒いと体がガタガタ震えるのは、筋肉を動かして熱を作るため。
熱を作るのは体温を維持するためではありますが、ずっとガタガタと震えてしまうと、筋肉が疲労してしまい、これもまた「疲れ」の原因になってしまう訳です。
寒暖差にご注意を
冬は暖房をつけますが、内外の温度差が激しくなってしまいます。
僕たちは自律神経の働きにより、体温調節、血管の太さ、心拍数などを自動で調整しています。
寒くなったり、暑くなったりと繰り返すと、状況に合わせようと自律神経が激しく動くため、体に大きな負担がかかります。
これが、「冬バテ」につながるのです。
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冬は精神的に落ち込みやすい季節
冬は夏に比べて日照時間が短くなります。
また、晴れの日が少なく、日光を浴びることが少なくなります。
日光を浴びないと脳内に分泌される”セロトニン”という神経伝達物質が作られにくくなってしまいます。
セロトニンは精神を安定させる働きをしてくれる物質で、気持ちを前向きで幸せにしてくれる働きがあります。
つまり、セロトニンが上手く分泌されないと、精神的に落ち込みやすいということになります。
また、冬は年末年始ということもあり、夏よりも忙しいことが「冬バテ」の要因の一つでもあるそうです。
忘年会や集まりが増えるかもしれない
政府は10月から、旅行代の割引や飲食店などで利用できるクーポンを配布する『全国旅行支援』を実施しています。
そのため、今年の冬は忘年会や新年会、親戚の集まりなんかも増える可能性があります。
イベントごとが好きな人ならいいのですが、苦手な人にとっては苦痛でしかありません。
常に気を使ったりして、神経を使うことになり、自律神経のバランスが崩れやすくなります。
そうなると、どんどん疲れてストレスも溜まってしまいます。
集いが苦手な方は、上手に回避する、時間を決めて途中で帰るなど何かしらの方法を考えておく方がいいかもしれません。
冬バテにならないように
冬バテの予防や対策としては、自律神経を整えることです。
つまり、寒暖差をつけないように工夫することが一番重要なことになります。
近くだからといって薄着ではなく、マフラーや手袋などを着用して防寒対策することが重要です。
また、体温調整しやすい服装というのも望ましいそうです。
自宅にいる場合は、お風呂場やトイレなど冷えやすい場所を予めヒーターなどで温めておくなど、暖房のある部屋とない部屋との温度差を減らし体への負担を減らすのも大切です。
また、先ほども書きましたが、日光を浴びて体を活性化させるというのもとても大切なことです。
あっという間に年末年始になります。
これからどんどん冷えてくる季節ですから、少しでも自分へのストレスを軽減して精神的だけでなく、身体的にも健康に過ごせるようにしましょう。
体調を崩してしまっては元も子もありませんからね。
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