電子タバコ喫煙者を良く見かけるようになりました。
加熱式タバコの方もおられますが、電子タバコの利用者も徐々に増えてきているようです。
一般的な紙巻きタバコに比べ、非喫煙者などへの影響が少ないという観点から普及していますが、アメリカでは電子タバコによる肺疾患が次々と報告されているそうです。
さらに電子タバコ喫煙者が新型コロナに感染した場合、自覚症状が重くなりやすい傾向にあるというデータが出たらしいです。
電子タバコ・加熱式タバコ・紙巻タバコ
まず、電子タバコと加熱式タバコ、紙巻きタバコの違いについて簡単におさらいしてみたいと思います。
電子タバコとは
電子タバコとは香料などを含む溶液を電気的に加熱し、発生させた蒸気を吸入する製品の事を指します。
加熱式タバコとは
たばこ葉やその加工品を電気的に加熱して、発生させたニコチンを吸入するたばこ製品の事を指します。
紙巻きタバコとは
細かく刻んだたばこ葉を紙で細長く巻いた製品の事を指します。一番メジャーで、ザ・たばこと言われるやつです。
では、各タバコについて理解したところで本題に戻ります。
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電子タバコ喫煙者は新型コロナに感染した場合の自覚症状が重い件
上記にリンクした記事からの抜粋になりますが
研究結果によると、電子タバコ利用者がCOVID-19に感染した場合、電子タバコ非利用者よりも味覚・嗅覚障害、胸痛、頭痛、筋肉痛、悪寒、吐き気、嘔吐、下痢などの症状が多く見られ、また従来型タバコとあわせた解析では、救急外来の受診頻度も高かったという。
と書かれています。
新型コロナウイルスに感染した場合の一番良く見られる自覚症状は
- 発熱
- 咳
- 倦怠感
- 味覚、嗅覚の消失
これらが一番知られている症状でしょうか。
他にも頭痛や喉の痛み、下痢といった症状があるそうですが、これは時折見られる症状として確率的にはそこまで高くないそうです。
しかし、電子タバコ喫煙者の場合頭痛や下痢といった症状が一般的な症状の中に含まれてくる場合が多いようです。
そうなると感染してしまった場合、重篤化するリスクも上がると言うことにもなりかねない気がします。
現在のオミクロン株は重篤化はしにくいそうですが、かなり感染力が高く想像していないところで感染してしまう事も考えられます。
電子タバコだとしてもやめた方がいい
電子タバコは非喫煙者への悪影響は比較的少ないようですが、自分自身の健康を害することには変わりありません。
いずれにしても種類に関わらずタバコはやめた方がいいかと思います。
周りの事もそうですが、何より自分の身を守るためにも。
皆様、新型コロナにはご注意下さい。
うがい、手洗いを忘れずに。
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