勝手な想像ですが、街中で見かける鳥達。
スズメ、カラス、ハト、ムクドリ、ヒヨドリ、ハクセキレイ、ツグミ、ケリ、トビ、イソヒヨドリ、etc…
色んな鳥がいますが、鳥同士って結構仲良くやってるイメージ。
特別追い回したりとかっていう感じはなく、みんながみんなを尊重してうまくやってるイメージでした。
確かにスズメとか小型の鳥がいるところにカラスがバサーっと飛んできたら逃げては行きますが、カラスも追い回したりっていう事もしませんし。
と、こんな鳥が好きな僕ですが、この瞬間は見たことありませんでした。
きっと急にカラスが飛んできたからそれに一瞬驚いただけだとは思うのですが、それにしてもこの扇子のようなこう気品のある感じというか。
なんか鳩って温厚そうな雰囲気じゃないですか。平和の象徴とか言われるぐらいですし。
だから威嚇するなんて行動を見たことがありませんでした。
これは本当に凄い瞬間だと思います。
常に疑問に思っていたことがあるのですが、こういう決定的瞬間を撮るのってどうやってるんですかね?
- たまたま何かを撮ろうと思ってたらその瞬間に出くわした。
- あっ!っと思った瞬間にスマホを撮り出して撮影した
- 鳥類学者でカメラ越しに常に鳥を観察していた
この3つぐらいしかパッと思い浮かばないのですが、どうやってるんでしょう。
ぜひ教えて頂きたいところです。
2種類の鳩の違い
せっかく鳩の話題になったので少しだけ鳩のお話
以前の記事でハトには2種類いるって事を書いたと思います。
見た目は全く違うのですぐに分かると思います。
柄の違い
雉のような柄があるのがキジバト。そのまま。
やや茶色っぽい感じです。
公園とかで群れでウロウロしているのがドバト。灰色っぽい感じです。
一番わかりやすいのは柄ですが他にも色々違いがあります。
上がドバト・下がキジバト
鼻こぶの有無
ドバトには鼻こぶと呼ばれるものかあります。
見にくくて申し訳ないのですが、キジバトにはありません。
※気になる方は一度「キジバト」で画像検索してみてください。
一番わかりやすいのはこの鼻こぶです。
習性の違い
キジバトは別名ヤマバトと呼ばれており、ドバトとは違い単独、またはペアで行動をしています。
夫婦になるとば長く続きますが、繁殖に失敗するとパートナーを変えるといわれています。
また人間慣れをしていないため、人や他の動物に対して警戒心が高め。
ドバトと違い、近づくと逃げていきます。
そのため近づいたら飛び去っていきます。
都市部でも多く見かけることになったキジバトですが、元々は山が生息域であったため、木の枝などに巣を作って穀類を食べて生活をしていました。
ドバトは元々カワラバトという人の家畜であった鳩が野生化したものをドバトと呼びます。
つまり、本名はカワラバト。芸名がドバト。
家畜時代にあったカワラバトの集団行動という習性がドバトに受け継がれ、公園や電線とかに大量に止まっている事が多いです。
また、伝書鳩や鳩レースに使われている鳩もこちら。イエバトと呼ばれたりもします。
こちらは人間と共に生活してきた側面もありますので、公園なんかで見かけても分かる通り人馴れしており、あまり逃げたりしません。
むしろ、パンなんかを持ってると手に乗ってきたりするほどです。
よく聞くあの鳴き声はどちらか。
「デーデデーポッポー」
みたいな鳴き声を一度は聞いた事があると思います。
あれはドバトかキジバトどちらでしょう。
あれはキジバトです。
ドバトの方が比較的見かける率は高いのに有名な声の主はじゃない方。
あの声結構響くんですよね。
他にもドバトはカワラバトとして家畜化されていたので、食用としても利用されてたりもしました。
キジバトは山に住む暮らしをしていたので、ドバトに比べて飛行能力は少し上だったり。
地味な部分ではありますが、見た目以外にも違いは結構あります。
こうして、身近な動物を詳しく調べたり見たりすると見る目も変わってきて日常がいつもよりも少しだけ楽しくなったりします。
もし、フラーっと鳩を見かけたらどちらの鳩か見てみてください。
暇つぶしになりますよ。
皆様、新型コロナにはご注意下さい。
うがい、手洗いをしっかりと。
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