街でよく見る鳥と言えば、カラス、スズメ、ハトだと思います。
その中でも今回はハトのお話。
ハトハトって言ってますけど、「ハト」という鳥はいないってご存知でしたか?
公園とかで見るハトはカワラバトかキジバトぐらいです。
ペットショップとかにはギンバトとかジュズカケバトってのがいたりしますね。
ちなみに手品でよく出てくる白いハトはこのギンバトって言われるやつです。
このギンバトというのもジュズカケバトの白変種のことです。
鳩と言う鳥はいない
先ほども書きましたがハトという種類の鳥はいません。
一般的によく見るのはドバト、カワラバトと言われる鳥とキジバトと言われる鳥です。
これがカワラバト(ドバト)
これがキジバト
カワラバトに関しては様々な柄のものがいるため全てを紹介するのは難しいですが、キジバトはこの柄しか見たことありません。(僕だけかもしれませんが)
あの良くデーデデーポッポーみたいな声で鳴くのはキジバトの方です。
求愛の時にあんな感じで鳴くようです。
カワラバトとキジバトの見分け方
まずは見た目が違うのですぐにわかるかと思いますが、見た目以外にも違いはあります。
カワラバトには鼻の付け根あたりのところに鼻こぶと呼ばれる白いこぶがありますが、キジバトにはこぶはありません。
ここも大きな違いの一つです。
鳩はなぜ何もない地面を突いているか
さて、本題の「鳩はなぜ何もない地面を突いているか」ということですが、皆さんも見たことあるかと思います。
道路や歩道など明らかに餌になりそうなものがなさそうなアスファルトの上を歩きながら何かを啄んでいる。
この謎の行動なのですが、実は石を食べているんです。
鳩には歯がないため、餌などは丸呑みの状態になります。そのため、胃の中で消化するのに時間がかかってしまいます。それを解消するために石を食べて胃の中で食べたものと石を擦り合わせて細かくして消化し易くしているんです。
これを胃石(いせき)と呼ぶそうです。
鳥の祖先は恐竜だと言われていますが、想像するに恐竜には歯がありますよね?
しかし、進化する過程で歯がなくなったんだそうです。
さらに胃石を持つことで飛行中に胃の中で食べ物を消化するという能力を身につけたそうです。
他にも鳩は人の顔を見分けることができるという素晴らしい記憶力も持っています。
まだまだ鳩には面白い生態が残っていそうです。
あなたの顔覚えましたよ。