今日通勤時に、信号待ちをしている時に外をみると木にシジュウカラが止まっていました。
上手く写真に収めることができなかったので、イメージ画像しかなく申し訳ないのですが、今日はシジュウカラについて少しだけ書きたいと思います。
白いほっぺたに黒いネクタイが目印
大きさは約14cmとスズメと同じぐらい。
一応全国に分布しているのですが、北日本に多く、僕の住んでいる西日本には少ないと聞いていたので、見てちょっと感激しました。
(図鑑やサイトの情報によって異なるようですが)
四十の雀と書いて「シジュウカラ」
名前の由来は、たくさん群れるからという説や、スズメ40羽分の価値があったからという説があるそうです。
食生活は虫が好き
果実なども食べますが、主食は昆虫やクモなど動物食です。
どんぐりを拾い中から虫をつまみ出すこともあるそうです。
スズメと同じようによく動き回り、餌を探します。
冬は落ち葉をめくってクモや土壌生物などを捕食します。
捕食スタイルは、樹上を活発に動きまわって辺りを見回し虫などを探すというスタイル。枝にとまると葉の裏側までチェックします。
シジュウカラは文法を使う鳥
シジュウカラは鳴き声を使い分けて同種や他種と作る群れの仲間とコミュニケーションを取ることで有名です。
※鳴き声の聞こえ方は人それぞでなので、それっぽい擬音で記載します。
上空を天敵である猛禽類が飛ぶと「ピピピヒーピピ」などと鳴き、他種の警戒声と合わさって「ズピピピー」というように聞こえます。
なぜか猛禽類であるトビには反応しないのですが、キジバトが飛んだ時に間違って鳴くことは多いです。(柄が猛禽類に見えるのかな?)
「ジュクジュクジュク」と鳴くときは食べ物を見つけた時に仲間に『集まれ』と呼びかける声。
この鳴き声を他の鳴き声の組み合わせることで伝える意味を変えます。
例えば、『警戒しろ』を意味する「ピーツピ」と「ジュクジュクジュク」を組み合わせることで『警戒して集まれ』の意味になります。
鳴き声の順番を逆にすると仲間は反応しないそうです。
つまり、”文法”を使っているということになります。人間以外に”文法”を使える動物はまだ見つかっていないそうです。
日常見かける鳥にも意外な事実
いかがでしたでしょうか。
スズメほどの小さな鳥にも生きるための知恵などの意外な能力があるということ。
そんなシジュウカラを見ることができて嬉しかったです。
僕が見た時も元気そうに鳴いていましたしね。
残念ながら1匹しか見えなかったので、群れていたのか単独だったのかははっきりわからないのですが、もしかしたら明日も見れるかもしれないという期待を胸に今日の仕事頑張りたいと思います。
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