鳥と魚と僕とポーク

実るほど頭を垂れる稲穂かな

【食事中には絶対に読まないでください。】お尻の話。肛門センサー

※かなり過激な内容が含まれます。

※気分を害する可能性がありますので、ご注意ください。

 

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先日急激な腹痛に襲われました。

原因は不明。トイレに行かなくては。しかし、今すぐには行けない。

何とか我慢して漏洩だけは防がねば。

 

 

うっ…

 

波がやってくる。

 

徳川の軍勢ばりの勢いで僕の城門を叩いている。かなりやばい…

 

ここで、一旦ガスを抜いて落ち着かせよう。

 

プスーーーーーッ

 

静かに放屁を行う。

 

 

 

 

と、ここで思ったのですが、肛門ってすごくないですか?

実か屁かを肛門括約筋が瞬時に判断しているって事です。これって普通にしてる事ですが凄い事ですよね。

 

 

肛門は精密機器

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まるで精密機械。腸から降りてきたモノを個体か液体か気体かを判断して「気体の場合のみ発射」という事ができるわけです。

 

また、両方の場合でも個体を止めたまま気体だけをという芸当もできてしまう。これは人体の素晴らしさですね。

 

もし、この判断ができなかった場合。

便意を催した時には、常に便座に座らなくてはおならができなくなってしまう。だってどっちかわからないから。

すぐにトイレに行く事ができない環境にあればオムツをしておかなくては気が気でない。

 

液体の場合は暴発する恐れもありますけど。

 

でも、肛門がそれらを判断しているというのは改めてすごいなと。

他にも便を自由に操作する事ができると言うことも凄い。限界を迎えると出すしかなくなってしまいますが、プロローグの辺りであれば「まだだ」と言い聞かせて止めておくこともできます。

 

肛門括約筋の活躍

ご存知の方もおられるかと思いますが、肛門には「肛門括約筋」と呼ばれる筋肉があります。

肛門括約筋には外肛門括約筋と内肛門括約筋の2種類があります。

わかりやすくいうと

  • 自分で動かせるのが外肛門括約筋
  • 自分で動かせないのが内肛門括約筋

です。

便意を催したときに活躍するのが、外肛門括約筋。

出してはいけないときに締めておくことができるというやつです。

 

内肛門括約筋は外肛門括約筋の手前にある括約筋です。

先程、少し触れましたが腸の容量は限界があります。(もう我慢できない…限界だ…というアレです。)

容量が限界になり、腸の壁が押し伸ばされると排便反射という反射作用によって内肛門括約筋が緩みます。この時に、外肛門括約筋を意図的に緩めるとうんちが出るという仕組みです。

 

赤ちゃんなんかは調節する機能が未熟なため反射的にうんちをしてしまうということです。

 

大人になると脳からの指令によって肛門括約筋を動かすことができるようになるため、無意識的にもうんち漏れを防ぐ事ができるというわけです。

 

肛門の機能って実感することって少ないですけど、これほどまでに凄いものなんです。

 

性的に肛門を刺激するタイプの人

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中には性的刺激を求めて、肛門に異物を挿入する方がおられます。

セクシービデオなんかの影響でしょうか。

それでしか興奮しないなんていう方もおられるようで。

 

上述した内容をご理解いただけると肛門を如何に大切にしないといけないかという事はおわかりいただけたと思います。

性的な目的でコップや人形などを挿入して取れなくなってしまい病院にいくというケースは意外と多いらしいです。

腸や肛門を傷つけてしまって血が出たり、穴が開いて腹膜炎になったりする場合もあるとか。

そうなってしまうと手術が必要になるそうです。

 

肛門への異物挿入の研究

肛門への異物挿入について意外にも多数の研究レポートがあります。

患者は20代〜90代まで。広すぎる年齢層に驚きです。

男性は女性に比べて約20倍〜40倍多いとされてるようです。

 

挿入されたものは日用品が多く、ボトルやグラスが約40パーセント。

他にも歯ブラシやナイフ、スポーツ用品や携帯電話、電球といった聞いていている方が眉をひそめてしまうようなものまであります。

 

過去に遊び半分でエアコンプレッサー(自転車や車などに空気を入れるアレですね)を同僚の肛門に入れた死亡事故が何度かあるそうです。

想像したらわかると思うのですが、とても危険な行為だという事はお分かりいただけるかと思います。腸は柔らかい粘膜で出来ているため、乱暴にすると裂けたり血が出たりするそうです。

そういう意味では女性器よりもとてもデリケートであるようです。

 

何気ないうんちに感謝

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上記のような行動により肛門の昨日が低下してしまうと、日常生活に多大なる影響を与えることはお分かりいただけたかと思います。

肛門や腸を傷つけてしまうと治るまでは使えないそうです。

つまり、人工肛門を作ってうんちのルートを変更しなくてはいけなくなります。かなり辛い日々が続くことは容易に想像できると思います。

また、無事に治療が出来たとしても肛門の機能が完全に回復せず後遺症が出るケースもあるとか。

 

性的快楽のために肛門を刺激する事を否定する気はありません。

だが、しかし。

ほどほどにしておきましょう。

 

性行為をするよりもうんちに行く回数の方が多いですから。

どちらを取るか。

 

 

と、少し違った話にもなってしまいましたが、肛門の素晴らしさに感動しております。

普段何気なく行っている事の裏側で、肛門括約筋といった素晴らしい人体機能によって支えられているという事に感謝し本日もトイレに座りたいと思います。

 

 

皆様、新型コロナにはご注意ください。

新株の猛威は想像以上です。

うがい手洗いを。