鳥と魚と僕とポーク

実るほど頭を垂れる稲穂かな

スズメにも2種類います。僕はまだ見たことないニュウナイスズメ。

 

暑い日が続きますね。

6月でこの暑さだと8月はどうなるのかと不安になります。

 

てか、この「去年もこんなに暑かったか?」って言う会話って謎に毎年してる気がします。

いい加減覚えろと自分に言いたい。

 

暖かくなるにつれて生き物も活発になってきます。

もうすぐしたら日中はセミが鳴き、夜にはカエルが鳴きます。植物だって元気に育ちます。

 

何度も書いていますが、身近な鳥といえば…

ハト、カラス、スズメ、ツバメ、ヒヨドリムクドリ…とまぁ色々いるわけですが、スズメにも2種類います。

 

spawn.hatenablog.com

 

 

誰もが知っているスズメ。

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小型の鳥の代表ですね。

朝チュンチュンと鳴いているのを必ず聞いているはずです。

 

 

それと後もう一方。

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こちら。

ニュウナイスズメです。

 

 

一見同じに見えますが、実は少しだけ違うんです。

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ほっぺたにご注目。

黒い斑点がある方とない方といます。

ある方がスズメ。

ない方がニュウナイスズメ

 

です。

ニュウナイスズメは山地の林など、林縁に生息するので、市街地などに住む僕は見た事ありません。

もしかしたら、気づいてないだけかもしれませんが。。。

 

ニュウナイスズメとは

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参考画像・探す、出あう、楽しむ 身近な野鳥の観察図鑑 [ 樋口広芳 ]

 

全長は約14cm。

スズメと同じか少し小さいぐらい。

ぱっと見はスズメとそっくりですが、ほっぺたの斑点がないのが特徴。

オスは頭部と背面はスズメよりもあざやかな栗色をしています。

メスは淡い褐色の太い眉斑があります。

 

どこにいるか

北はロシア、東は日本、南はインド、西はアフガニスタンまで、東アジア、東南アジア、南アジア、中央アジアに広く分布しています。

日本では本州中部から北の高原や山林地帯に住んでおり、北海道では平地にある林など林縁に生息しています。

冬は雪の降らない西日本の農耕地や水田などで採餌しています。

 

ニュウナイって何?

ニュウナイスズメのニュウナイには色々と由来があるようですが、2つほどご紹介したいと思います。

由来1・ほくろ説

「にゅう」とは”ほくろ”の古い言い方で、スズメの頬っぺたの黒い斑点をほくろに見立てて、その”ほくろがない”という事で、「にゅう(ほくろ)ないスズメ」説

 

由来2・入内説

平安時代中宮定子に仕えていた清少納言の著書でもある「枕草子」に

”頭赤き すずめ”と書かれている一文があり、皇居に入ることから「入内雀」説

 

と一般的にはこの2つの説が有力なようです。

 

 

一度見てみたいニュウナイスズメ

キャンプや登山が趣味であれば、見れたかもしれませんが僕が行くのは海辺が多いのでなかなか会うことはできないかもしれませんが、一度は見てみたいと思っています。

生のニュウナイスズメを見たら感動するかもしれません。

小さい鳥ですが、やっぱり見ていると飽きません。

ちょっとパンくずでもあげれば一羽が二羽になり、ニ羽が三羽になりとどんどん集まってきます。

もちろん、ハトやカラスも寄ってきます。

場所によってはヒヨドリムクドリも。

 

あんまりパンを食べるイメージはないのですが、駐車場を高速で歩くで有名なハクセキレイが寄ってきたこともあります。

 

てか、確かにパンっておいしいけどそんなに集まってくるほどなのか(笑)

 

いずれにしても、もしどこか外で誰かと待ち合わせしている時、そこにスズメがいたら暇つぶしに見てみてはいかがでしょうか。

 

もしかしたら、頬っぺたに斑点のないスズメがいるかも?