鳥と魚と僕とポーク

実るほど頭を垂れる稲穂かな

「これはいいけどこれはダメ」そこには一貫性がないと納得させるのは難しい

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ふとニュースを眺めていると

 

カルバン・クラインの半裸の広告、イギリス広告基準局から公開禁止にされる!?』

という見出しのニュースを見つけました

カルバン・クラインの半裸の広告、イギリス広告基準局から公開禁止にされる!?|Culture|madameFIGARO.jp(フィガロジャポン)

 

シンガーソングライターのFKAツイッグスをモデルとしたカルバン・クラインのファッションキャンペーンの写真がイギリスの広告基準局によって「不快」かつ「不適切」ものと判断されたそうです

アーティストを「性的ステレオタイプの対象」として提示しているとして禁止されたようで

 

 
 
 
 
 
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いかがでしょうか

 

このキャンペーン写真が「性的ステレオタイプである」と言えますでしょうか

確かに露出は多いと思います

カルバン・クラインというブランドをより良く見せるためのキャンペーン写真であると思うのですがこれがどうも倫理的によろしくないそうです

 

ただ一つ気になったのは

『ファッションショーはどうなのか』

という部分です

ファッションショーでも露出の高い服をしていることがよくあります

トップが露になっていることもあるぐらい

 

2024年現在では二プレスのようなものを付けている可能性はありますがそういう事実があるのかわからないので色々検索してみましたがそれらしい記事は見当たりませんでした

 

2022年に行われた2023年春夏シーズンの

楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」

にてオープニングを飾った舟山瑛美による「フェティコ(FETICO)」のショーではニップレスを使用しているようですが“東京”という国内での開催だったからかもしれません

「フェティコ」鮮烈のデビューショー 2023年春夏「楽天 ファッション ウィーク東京」開幕 - WWDJAPAN

 

 

そもそもファッションショーでなぜ下着をつけないのかというのは

『服を綺麗に魅せるため』

です

下着をつけてしまうと服に影響が出てしまい綺麗なシルエットが出ないからという理由から下着をつけないそうです

(服飾関係に勤める方から聞きました)

 

【今もファッションショーでは下着をつけない】

という仮定で話を進めますが

「なぜファッションショーはよくてキャンペーン写真はダメなのか」

という疑問が浮かびました

 

確かに露出は多いですし性的であるとも言えます

ですがカルバン・クラインも立派なファッションブランドです

なのになぜ?

という気持ちが拭えません

 

僕なりに色々考えてみましたが納得できる理由が見つかりませんでした

 

非難された根拠は

「過度に性的であり、女性を性的対象としているため、不快で不適切」

ということだそうです

ではファッションショーは?

トップが露出しているのは女性を性的対象としていないのかな

ファッションによってはシースルーのような透け感のある服装も見られます

この場合トップが見えている場合も多くあります

これに関しては性的対象には該当しないのか

 

キャンペーン写真ではトップは露になっていません

それよりも露になっている方がどうなの?

 

と思います

本当によくわからない世の中です

 

もう一つ

シンガーソングライターのFKAツイッグスのキャンペーン写真では指摘されたそうですが

アメリカ人モデルであるケンダル・ジェンナーのキャンペーン写真は指摘されなかったそう

 

 
 
 
 
 
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ロリポップ

 

またそれはそれで別の疑問が出てきます

どちらかというとケンダルの方が際どいんじゃないかなという気もするのですが

 

どういう基準で判断されているのかわかりませんがどうも腑に落ちないことばかり

 

これはいいけどこれはダメ

 

「俺はタバコを吸ってもいいけどお前はダメ」

みたいなことと同意義な感じがするのは僕だけでしょうか

 

 うーん

何かがおかしい