今日も一段と寒いです。
風が強いと尚更寒く感じますね。
こんな日は暖房が室内で、のんびりしたいものです。
しかし、国民の三大義務である「勤労」がある限り、そんな簡単ではありません。
最近はテレワークなんかも増えているので、環境的には寒さを体感しなくて済む方もおられるかもしれませんね。
さて、そんな中ニュースアプリを眺めていたところ『オワハラ』という言葉が目に飛び込んできました。
僕はオワハラという言葉すら聞いたことがなかったのですが、みなさんはごぞんじでしょうか。
「オワハラ」とは、就職活動を終わらせるように強要するハラスメントのことだそうです。
悪質なケースでは、「入社しないと損害賠償を請求する」などと脅すパターンや、面接中に電話をかけさせて、他社の選考を辞退させようとするパターンもあるそうで、まさか面接の際にもハラスメントがあるとは驚きでした。
ハラスメントという言葉は1980年代から「セクシャルハラスメント」という言葉が広く知られるようになりました。
当時はそこまで厳しい感じではなかったように思いますが、数年前から様々なハラスメントが出てきて今までよりも多く聞くようになったと感じます。
- セクシャル・ハラスメント
- モラル・ハラスメント
- パワー・ハラスメント
- ジェンダー・ハラスメント
- アルコール・ハラスメント
など、様々なハラスメントがありますよね。
そんな中でオワハラというハラスメント。
多分「終わらせるハラスメント」でオワハラなんだと思いますが、なぜこれだけ日本語なのかが気になるところです。
いずれにしてもなかなか人材が集まらない状況なので、人材確保のためにこういったハラスメントが行われているんでしょうが、日本国憲法第22条第1項において「何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択 の自由を有する。」 と規定されています。
つまり、原則として職業を選択するのはその人の自由ですよーという意味なので、「うちの会社に就職しないと損害賠償を請求する」なんてのは論外なのですが。。
よく言えば「頼むからうちの会社にきてくれ」という嬉しい話ではあるのですが、そこまで行くと怖いですよね。
そんなことを言う会社に勤めたいなんて誰も思わないと思うので逆効果だと思うのですが。。。
こういう企業がどれぐらいあるのかはわかりませんが、ニュースになるぐらいですからそれなりにあるんだと思います。
もし、今就活中の方や転職などを考えておられる方は要注意かもしれません。
事前にオワハラされた時の対応を考えてから面接に臨むのがベストかもしれませんね。