鳥と魚と僕とポーク

実るほど頭を垂れる稲穂かな

脳ある鷹は爪を隠せない

先日本屋に行った時のこと。

何か面白そうな本あるかなぁ〜と思いながら練り歩いていると目に飛び込んできた本がありました。

 

桃太郎のきびだんごは経費で落ちるのか?――日本の昔話で身につく税の基本

 

なんとも魅力的なタイトルに惹かれて手に取ってみました。

パラパラと見てみると、昔話をベースに税金の事を勉強できるというとても面白そうな内容でした。

会話形式になっていて、とても読みやすいタイプの本でサラサラと読めてしまう感じ。

 

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ちょこちょここんな感じのイラストも入っていて文字ばかりの本よりも飽きさせない感じになってます。

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高橋税理士とアシスタントの小沢くんが主な登場人物です。

その高橋税理士事務所に桃太郎とおばあさんが鬼から取り返した金銀財宝に税金が掛かるのか?と相談しにくるといったストーリー。

 

言うなればとてもしょうもない事をテーマにとても面白く、わかりやすく税金の事を教えてくれる内容になってます。

 

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ちなみに高橋税理士の見解では

"桃太郎は犬、猿、雉を雇用し給与としてきびだんごを支払った"

という話になってます。

 

このバカバカしい感じが個人的にとても魅力を感じました。

なんかこういう感じの本って好きなんですよね。

 

色々なジャンルの本がありますけど、こういう類の本が一番スラスラ読めてしまいます。

 

暇つぶしにいかがでしょう。

 

ちなみにタイトルは全く関係ありません。

ただ「能ある鷹は爪を隠す」って言葉がありますけど、実際には爪を収納する構造にはなってないので、鷹っていうか鳥類は爪を隠せないんですよね。

 

なんでこんな諺が生まれたのか不思議ですよね。

 

今度調べてみよう。