世界には色んな動物がいますよね。
上記の動物には人間とのある共通点があります。
タイトルでネタバレしてしまっていますが、オナラをすることです。
僕もそうですが、皆さんも基本的に毎日オナラをしていると思います。
音が出るオナラ、音のないオナラ。
音の出るオナラでも乾いた音や、湿っぽい音、長い音、短い音。様々なオナラがありますよね。
これは音が出ないオナラも同様。
腸の中にいる微生物
少し気持ち悪い話かもしれませんが、僕たちのお腹の中には無数の微生物が入っています。
「腸内細菌」という言葉を聞いたことあるのではないでしょうか。
腸内細菌は日々食べているもの成分を栄養にして暮らしています。
食べたものを分解してくれたり、体に必要な成分を作り出してくれたりして、僕たち人間の健康を維持してくれています。
腸内細菌の主食は「炭水化物」です。
ダイエットをされている方や食事管理をされている方なら詳しくご存知かと思いますが、
炭水化物は糖質と食物繊維の総称です。
要するに、腸内細菌は糖質や食物繊維を分解してエネルギーに変えることで生きています。
健康を管理する上で「食物繊維を摂りましょう」と言われる理由はここから来ています。
オナラは元気のバロメーター
腸内細菌が炭水化物を食べてエネルギーを作り出す時に微生物たちはガスを作ります。
もちろん、このガスは有害なものではなく二酸化炭素や水素、メタンという種類です。
つまり、ガスが発生してオナラが出るということは、腸内細菌が元気に働いて免疫や感染防御など僕たちの体を健康に維持してくれているサインなのです。
オナラが出るということは今日も健康であるという事です。
オナラを我慢する習慣がある方はぜひ辞めてください。
体に不要なものを吐き出そうとしている行為ですから我慢するのはよくないわけです。
動物だってオナラします。
「ヤギは手紙を読まずに食べる」で有名です。
というのは童謡のお話ですが、動物園などで気軽に触れ合うことができる動物の一つヤギ。
そんなヤギもオナラをします。
ヤギはウシ科の動物ですから、ウシと同じく胃が4つあります。
胃の中にはメタンを作るバクテリアがたくさんいて、植物を消化を促してガスを量産します。
胃の中で作られたガスはオナラよりげっぷをする方が圧倒的に多い。
ヤギはオナラもするので、口からも下からもガスを発射していることになります。
2015年、2000頭のヤギを乗せたクアラルンプール行きの航空機が緊急着陸を余儀なくされました。
その原因は、機内で2000頭ものヤギが大量のガスを発生させたため、火災報知器が作動したことだそうです。
と、こんな感じで動物だってオナラをするんです。
ちなみに僕らの身近にいる動物でオナラをしない動物がいます。
その答えはこの本に書いてあります。
ヘビってオナラするの? 動物学者による世界初の生き物屁事典 (フェニックスシリーズ) [ ニック・カルーソ ]
本というよりは図鑑に近い感じかもしれません。
こんな感じでところどころイラストが入っていたりする本です。
開きページで1種完結な感じなので、とてもさくさく読むことができますし動物のことも知ることができます。
とても面白い本だと思います。
何よりタイトルがいいですよね(笑)
はじめの方に腸内の話がありましたが、ヒトの体内も結構興味深いです。
そんな体の中をわかりやすくかつ、面白く読める漫画もおすすめです。
はたらく細胞 全巻セット(1-6巻) (シリウスKC) [ 清水 茜 ]
これも本当に面白いです。
今まで体の中なんて全く興味がなかったですけど、これを見てから興味が湧くようになりました。
それと、体を大切にしようという気持ちも(笑)
やはり体が一番大切ですから、規則正しい生活、バランスの取れた食事、十分な睡眠、我慢しないオナラが体の健康を維持することにつながります。
体は大切に。