信仰しているものはありますでしょうか
皆さんの周りの方々はいかがでしょうか
などなど様々な宗教があります
ですがその中でも無宗教という人々もいます
お断りしておきますが
『信仰しているのが良い悪い』
『無宗教が良い悪い』
の話ではありません
ただふと思ったことがあったのでパソコンに向かいました
思ったこととは
”縁起”というものです
日本だけかどうかは分かりませんが日本では”縁起”というものを意識する傾向にある気がします
なぜか無宗教と自分で言っている人の中でも
”縁起”というものを意識している人がいます
元来”縁起”というものは仏教からきている概念です
仏教での”縁起”の意味は
本来は、他の多くのものの力、恵み、お蔭を受けて、私たちは生かされているという、仏教の基本的な教えなのです。
とあります
つまり「縁起がいい」「縁起が悪い」「縁起を担ぐ」といった使い方は本来の意味とは間違った使われ方をしているということになります
”縁起”=”吉凶”
というニュアンスで捉えていることが多いので「日頃の行い」みたいな方向に結びついているのかななんて思ったりします
ここで言いたいのは「使い方が間違ってますよ」ということではなく
信仰心がないという人もなぜか”縁起”というものは気にしているんだなということです
「縁起悪いことを言うな」
なんていう言葉がありますが信仰心がなければ縁起が悪いなんて言うことは気にしないだろうし縁起が悪いことをいったなんて言う気持ちも起きないと思います
面白いのはこの「縁起悪いことを言うな」と言うセリフを無信仰の人がいうところにあります
信仰していないのであれば何をしても何を言っても人生の吉凶に影響するはずがないので”縁起”と言う言葉を使うと言うこと自体がなんとなく違和感なのですが
しかし”縁起”と言う言葉も一般的な言葉になっている感じもあるので信仰心や宗教とは無関係な”縁起”と言う独立した言葉になっていると思います
他にも「自分は無宗教だ」と言っている人が
何かの時に「お願いします!」と合唱して祈っている、または願っている姿を見るのも面白いです
(馬鹿にしているという意味ではありません)
こう言うことを書いていますが
何がしたいとか
何を言いたい
と言うわけではなくただ純粋に人って面白いなと思います
信仰心がないと思っている人でも本能と言いますか日本人と言う遺伝子の中に「信仰心」というもの自体がDNAに組み込まれているんじゃないかななんて思ったりします
神道と呼ばれるものがあります
簡単に言いますと『万物に命が宿る』というものです
様々な定説があるようですが古代日本が発祥と言われているそうです
そういうことを考えると日本人全てに”神”に対する血が流れているのかなって
まだまだ未知な部分も残っていると聞きますし
人間って本当に不思議で面白いですよね