ずっと古い価値観で生きている人がいます
これは年配の方に多いと思いがちですが壮年や中年の方々にも意外と多いです
なぜそうなるかと考えた時に
その人が歩んできた道が大きく関わっているのではと思います
自分が今までそうだったから
という過去の経験をそのまま引き継いでいる感じとでもいいましょうか
“今”が見えなくなってしまっているのか
“今”を見ないようにしているのか
どちらかはわかりませんが時代に沿って生きられない人というのが存在します
これはきっといつの時代になっても変わることのないことだと思います
そもそも「アップデートできていない」ということに気づいていないというとても残念なパターンも存在するわけでして
このタイプの人は「自分は大丈夫だ」とか「自分は正しい」と思い込んでしまっている可能性が極めて高いように思います
視野が狭いとでもいいましょうか
時代を追えていないとでもいいましょうか
昔はこうだったけど今はこうだよね
ということを敏感に感じることができるかどうかがこれからの時代とても大切だと思います
少し話が戻りますが
“自信過剰”や“自惚れ”や“自信”のある人は基本的に成功体験がありそれにいつまでもしがみついている可能性があります
「このやり方が上手くいった」
「前回こうやって上手くいった」
といった過去の成功例をいつまでも大事に持っている人です
その時には上手くいったかもしれませんがそこから時代は移り変わっていますし
当時と同じ環境であるとは限りません
ですが過去の経験が「今も通用する」と思い込んでいるパターンはとても危険です
常に新しいことを学ぶ姿勢が大切です
仏教に『諸行無常』という言葉があります
世のすべてのものは移り変わり
また生まれては消滅する運命を繰り返し永遠に変わらないものはないということ
人生は儚く虚むなしいものであるということ
仏教ですから人生についてのことにはなりますが基本的な思想としては同じことだと思います
使っていればいずれは壊れますし
どんなものも(基本的には)有限でありいつかはなくなります
常に新しいものが開発され常に新しい情報が流れている時代です
昔は「お酒は少量なら体にいい」という話がありました
ですが現代ではそれを覆す証拠がたくさんでてきているという話もあります
これが本当だとするならば
タバコ同様に「お酒も体に悪い」ということになり得る可能性があります
このように「昔はこうだったものが今はこう」ということがある中でその人の判断が100%正しいとは限らなくなってきていると思います
もちろん正しいこともあります
ただそれを疑うことをせず信じ切っているという行為はとても危険なことだと思います
『それは本当に正しいのか』
『これは本当にこれでいいのか』
『昔はこのやり方でいけたが今でも通用するのか』
こうした自問自答を常に行える人がどこでも結果を出せる人なのではないでしょうか
つまり「頭のいい人」ということになるのでしょう
自惚れず疑うことを忘れない姿勢は常に持ち続けなくてはいけないと思います
でないと正しい判断をすることはできないと思いますからね
自分をアップデートすることでデメリットはそこまで大きくないと思います
自分の人生を良いものにするためにも視野を広く持てる人間になりたいですね