鳥と魚と僕とポーク

実るほど頭を垂れる稲穂かな

良かれと思ったことが相手にとっては”良かれ”とは限らない

 

「ありがた迷惑」という言葉があります

ありがたいので嬉しい気持ちはあるのですがちょっと迷惑さもあると言った感じでしょうか

 

誰かに何かを教えてもらうときに余計なことまで教えてくれる

こういう感じが多いのではないでしょうか

 

すでに自分なりのやり方などを見つけてそれでうまく行っているのに自分のやり方を押し付けてくる人

その人にとっては「良かれ」と思って教えてくれているのですがこっちにしてみれば今更「新しいやり方をしろ」「自分がやっていたやり方でしろ」と言われているような気がしてしまいます

 

もちろんそれは僕の被害妄想である可能性が高いのですが

これまで自分で考えて構築してきたことをリセットしなくてはいけないという感覚とこれまで積み上げてきたものを捨てなければならないという感覚

 

うまく利用できればとてもいいのですが

他人が構築したものをまた一から勉強し直すということはそう簡単なことではありません

もしそれが本当に有効なものだったとしてもそれを活用するまでに時間がかかります

 

個人的に思うことですが

そういう人って「自分をアップデートできていない人」なんじゃないかと思います

 

過去のデータや知識などをそのまま流用しようとしている人と言いますか

その時と今とでは状況や環境が違っていることもあります

ただでさえ時代の流れは止まってはくれません

 

ロリポップ!

その人がやっていた時はその方法でうまく行っていたのかもしれませんが

それが今も通用するかどうかというのはまた別の話なのではないかと

(もちろん通用する場合もあります)

 

自分のやり方や価値観などを押し付けてくるのはいわゆる「ありがた迷惑」になる可能性が高いのかなと

相手の仕事が少しでも楽になればという気持ちで教えてくれているということはとても嬉しいことです

ただ”楽”になるはずが”その仕事をする”という仕事が増えるということにもなりかねません

 

そのやり方が自分を楽にするかもしれませんが

そのやり方が会社にとっていいのかどうかというのはまた別の話です

 

素直に「ありがたい」と思う気持ちを忘れてはいけませんが

全てを素直に受け止めればいいというものではないのかなと思います

 

その人にとってはいいやり方かもしれませんが自分にとっては逆にやりにくいやり方になる可能性だってあります

どれが正解という答えはないものだと思っていますが”答えに近いもの”はあると思っています

 

こういうことがあるから人間関係って大変なんだなと感じるのだろうと思います

 

偏見まじりの発言になりますが

常に誰かに気を遣っている人よりも

周りに気を遣わない人の方が楽に生きているのかな

 

と思うとなかなか辛いところです

 

自分ももっと楽に生きられるようになりたいなと思う今日この頃です