何が正しいことで何が間違っていることなのか。
これって結構難しい問題だったりしますよね。
データや数字として表れるものなら、合っている間違っているという正誤の判断というのはしやすいかと思いますが、可視化できないものの正誤というのは本当に難しいと思います。
人それぞれ考え方や感じ方が違いますから、一概にこれが正しくてこれが間違っているということはなかなか判断できない部分もあります。
ですが、そういう曖昧な部分と言いますか可視化できない部分であっても「合っている」「間違っている」と判断できる場合もあります。
例えば、車を運転中。
渋滞に巻き込まれてしまいました。
左にショートカットできる200mの脇道があります。
ですが、そこは一方通行。
こちらからは進入禁止。
でも、たった200mだしバレなきゃ大丈夫だろう。
車も全然進まないしここはサッと通り抜けてしまおう。
こういう場合は明らかに「間違っている」と言えます。
如何なる理由があっても逆走することは禁じられていますから、たった200mだとしても進入禁止の一方通行を通行することはいけません。
という感じで、数値化できなくても一般的に「間違っている」と判断できる状況も存在するわけです。
これは仕事においても言えることだと思っています。
「こうした方が短くて済むよ」
「いやこのやり方でないとだめだ」
というようなこれまでの経験則や自分のポリシーなんかを曲げられない人って意外と多く存在する気がしています。
あまり大きな声で言えた話ではないのですが、これまでアルバイトを含めて色んな職業を経験してきました。
そんな中で、「ここをこうしたら一回で済むのにな」とか思う事を進めてあげてもこれまでのやり方を変えられない人がいます。
こういう人ってプライドが高い人というのでしょうか。
他人に指図されたくない人なのでしょうか。
理由はわかりませんが、こういう人って損をしているなあと思います。
こうした方が楽なのになとか思うんですけど、あえて面倒くさいことをする。
すんなりと他人の意見を受け入れられない人って”それが正しいことだ”と思いこんでいるのではと思いました。
より柔軟に生きていく事が求められる時代になってきていると感じており、一辺倒のやり方では時代に付いていけないと感じています。
一番怖いのは、自分の意見や考え方が正しいと信じ切っている人です。
「自分の考え方が一番正しい」
「これが最善の策だ」
などと他人の意見を聞かずに自分の意見だけを押し通してしまう人は要注意です。
周りからも良く思われませんし、いざ何かあった時に対応することが遅れてしまうからです。
自分以外の答えを信じられない、許せないそんな感覚はできるだけ少ない方がいいと思います。
多分ですが、全て自分の意見や考えだけで生きてこれた人なんていないと思いますから。
周りの意見やアドバイスがあって今の人生があると思います。
自分の考えを相手に押し付けたところで何も生まれませんからね。
昨日のブログの続きみたいになってしまいましたが、人生楽に生きていくためには自分ひとりの考えで行動しないことが大切だと思います。
もしよければ昨日のブログも読んでいただければ幸いです。
「SETH」というネームでTシャツなど作ってみました。
もしよければ足を運んでみてください。