鳥と魚と僕とポーク

実るほど頭を垂れる稲穂かな

仕事は甘いものじゃない。お金をもらうことの大変さをいつ理解できるか。

入社10か月ぐらいになる20代前半の男性社員がいます

教育係をしてくれている先輩社員とのソリが合わずに独り立ちしたいと僕の上司に申し出たようです

製造業なので機械操作などがメインの仕事となりますがボタンを押せばOKという簡単な仕事ではありません

 

細かな設定や調整が重要な作業になるのである程度の経験と知識をつけることがとても重要になります

大きな機械を使うため安全第一なので正しい知識を身に着けていなければ事故やケガにつながります

 

しかし新入社員は人間的に先輩と合わないということで上司に相談し

「一人でもできる。大丈夫」

という事から

「それなら独り立ちしてみましょう」ということで話を進め予定よりも早めの独り立ちをすることになりました

 

それから二日間僕も黙って様子を見ていましたが丸二日間設定や調整を触っていたものの機械は止まったまま

LOLIPOP  

 

自分で啖呵を切った割にはと感じる方もおられるでしょう

僕もそう感じた一人です

 

自分で「できるから先輩とは別で仕事したい」と言い出したのに全く稼働できない

これでは全く言葉と行動が伴っていません

 

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明らかに”仕事を甘く見ていた”としか思えません

 

自分の主張を通すためにはそれだけ”結果”というものを出す必要があると僕は思っています

結果も出せないのに言いたい放題言っても誰も相手にしてくれません

 

見た目では簡単に見えても実際にやってみると難しい

なんてことはよくあることです

最初から「簡単そうだ」と感じてしまうか

「先輩は簡単そうにしているけどきっと難しいだろう」という気持ちをもって臨むかでは大きく差がでます

 

20代でまだ若いしな

 

と思う方もおられるかもしれませんが僕自身は年齢は関係ないと思っています

その人の人間性がいつ変化するかの問題であり年齢ではないと思います

実際に同じ職場に40代の男性社員がいますがこの人も同じ仕事を甘く見ているタイプです

 

何でも大口をたたく割に行動が伴っていない

ミスは多い、抜けは多い、理解していない

20歳ほど年齢が離れていますが中身は同じ

 

つまりいつどこで「このままではいけない」と気づけるかどうかがポイントでありそこで人間性が問われることになると思います

  • 自分は企業から雇われている
  • お給料をもらっている

そういう気持ちを心のどこかで持っておくことが大切だと思います

自分が社長であれば好きにやればいいですが雇われている以上会社の方針に従う必要があります

そういった部分を理解できるかどうか

 

 

会社に求められているものが理解できるか

その求められているハードルをクリアできるかどうか

そういう気持ちを持てるのと持てないのとでは大きく違います

 

これはお給料が上がる上がらないの話ではなく

会社との契約の話です

 

中には「別に給料上がらなくてもいいし」という人がいますがそういう人は現状支払われているお給料分の業務すらこなしていない可能性がある思っています

そういう姿勢が何より行動に表れ、そして結果に出るからです

 

1億2000万人いる日本で「仕事が本当に楽しい」「仕事にやりがいを感じている」という人は半分ぐらいでしょうか

つまり残りの半分は”仕事が嫌いだ”と感じていると思います

今の職場だと「仕事が楽しい」と感じている人は数名です

(あくまでも僕が勤めている会社での話です)

 

つまり仕事が好きじゃないけどやらなきゃいけないと感じている人が多い中で

それでもきちんと”仕事とは”どういうものかを理解している

こちらから指導や教育しなくても責任感を持って仕事をしている人が多いのは確かです

 

ですがそういった気持ちを持てない人は人生で大きく転ぶことになります

いつそこに気づけるか

という事がこれからの人生を楽しく豊かに過ごせるかどうかに関わってくることだと思っています

 

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20231130204640 仕事は適当にやればいいと思います

頑張ってやりすぎて気が滅入ってしまっては元も子もありませんから

 

ただ足を引っ張ったり迷惑をかけるようなことは避けるべきです

そういうことをしないためにも「仕事とは何か」を理解しておく必要があります

 

僕も20代の頃は不真面目でした

そもそも音楽をしていましたし仕事よりも音楽が最優先

音楽を仕事にしたいと本気で思っていたので仕事なんて適当でいいとさえ思っていました

仕事はサボりまくるし当日欠勤や遅刻も頻繁にしていました

 

ですが25歳ぐらいの時に勤めていた会社でとてもたくさんお給料をもらったことがありました

僕自身対して真面目に仕事をしたつもりはなかったのですが上司から評価された結果だったのかもしれません

その時に「仕事はきちんとしなければいけない」という気持ちが芽生えました

 

僕自身にこれだけの対価を払ってくれた会社のために不真面目なことはできない

 

そう思いました

それから仕事は真面目にやろうと気持ちを入れ替えました

 

どこかで大きな経験やきっかけがなければ変われなかったかもしれません

しかしどこで気づけるかという事は難しい部分でもあります

素直な気持ちを持っているかどうか

相手を思いやる気持ちを持っているか

そういった複合的な気持ちが大きく関わってくると思います

 

自分はお金をもらうだけと考えるのではなく

その向こう側の事も想像できるような柔軟な発想力が人生を生きていく上でとても大切だと思いました

 

今回の一件で僕も再度”仕事”に対する気持ちなどを確認することができました

余計なことまですることはありませんが必要最低限自分の仕事はきっちりやることを理解すべきですね