少し前から「モラルハラスメント」いわゆる“モラハラ”という言葉をよく見るようになりました
実は1998年頃から言葉としてはあったようですがよく聞くようになったのは最近な気がします
そもそも僕の時代と言いますか一昔前は「女は家の事をするものだ」という感覚が強かったと思います(あえて当時の言葉のままで書かせていただきました)
僕の母は働いていましたが友達のお母さんは専業主婦が圧倒的に多かったです
昔はそういう「女性は男性に尽くすもの」「女性は家庭に入るもの」という風潮があったと聞きますしそれが当時の日本では普通だったのでしょう
ですが現在は女性も自分の目指す人生を歩む選択ができる社会になっています
しかし未だに女性を”下に”みているというか
男尊女卑精神を持っている人は少なくないように感じます
僕は全くそういう感情がないのでわからない部分ばかりですがきっと自分が優位に立ちたいという気持ちが強い人がそうなるんだと思います
もちろん育った家庭環境にも左右されると思います
僕の家もどちらかというとそうでした
ハラスメントという露骨な行動はありませんでしたが家のことは全て母がやっていました
父は全く何もしないという環境
ちなみに母は働いていました
仕事が終わってからご飯を作り洗濯をし休みの日は掃除をしという生活をしていました
仕事によっては帰宅するのが22時を回ることもありました
ですが父はご飯の用意をすることもなく母が帰ってきてご飯ができるのを待つだけでした
もちろん洗濯や掃除も一切しません
露骨なモラハラのような「なぜご飯ができてないんだ」「掃除が雑だ」とかそういう発言は聞いたことがありませんでしたが”家のことは女性がやる”ということは暗黙のルールだったように感じます
僕はそんな環境で育ってきて「こんな空気感は嫌だ」と無意識のうちに思っていたのか「女性がやるもの」という感覚は一切ありません
僕も洗い物や洗濯はしますしたまにご飯も作ります(ご飯は本当にたまにですが)
別に女性がやらなくちゃいけない理由なんてないんですよね
誰がやったっていいと思います
できる人がやればいい
男性が女性のために尽くす時代なんて古すぎる
女性だって自分の人生があるのに結婚したからといって男性のために自分の人生を必要以上に費やす必要なんてないと思います
そもそも義務なんてありませんしね
それはあくまでもお互いの男女間の問題なので双方が納得いっているならそれでいいとは思いますがどちらかが不満を抱えている関係ならそれは良くないと考えます
支えてくれるなら相手も支えないとバランス悪いですよね
もたれかかってる人は感じませんがもたれかかられてることを想像したらしんどいじゃないですか
そういう感覚を持てない人がモラハラという行動に出てしまうんじゃないかなと思います
いずれにしても誰かの気分を害していいことなんて一つもないと僕は思っています
どんな相手にだって不満は必ずある
そう思いますがその不満を少しでも軽減できるような関係でないと長くは続かないと思います
くだらない「ハラスメント」なんていう言葉がなくなる世の中になればいいのになと切に願っております
明日1日頑張ればお盆休み
体も心もリフレッシュしておきたいですね