会社の上司に趣味でダンスをされている方がいます
とても熱心なようで仕事終わりにスクールに通っていてイベントなんかにも参加する本気っぷり
打ち込める趣味があると言うのは良いことですよね
素晴らしいことです
今日社内の方とたまたまダンスの話になり色々話を聞いていて思ったことがあったので今日はそのことについて書きたいと思います
ダンスについて書きますが僕はダンスをしたことはありません
そしてダンスをされている全ての方へに向けた内容ではなくあくまでも会社の上司との話で感じたことですのでご了承ください
上司と話をしていた時に「どんなジャンルのダンスをするのですか?」と聞いた所「ラテン系のダンス」と言われました
とは言え“ラテン系”と言われてもサルサやレゲエやレゲトンなど様々なジャンルがありあまりハッキリしたことはわからないのですが
話を聞いていて感じたことは
「ちゃんと音楽を聞いているのかな?」
ということでした
と言いますのもある発言により音楽自体をあまり聞いていないのかなと感じました
その発言というのは
「メロディを聞いて踊っている」
という発言です
もちろんメロディを聞くことは大切ですが
気になったのは“メロディしか”聞いていないという点でした
普段から音楽自体は聞く方なのですが
ドラムやベースといった所謂『リズム』というものをあまり意識していないようでした
ダンスをするに当たって1番大切なのではないかというリズムを聞いていなければノリが出ず上達も遅いのではないのかなと感じました
本当に趣味なだけならいいのですが「ダンスで有名になりたい」というものでしたので
それならと思い少しだけ基本的な構造を話しました
別に偉そうにうんちくを垂れるつもりはありませんしこうなんだと熱く語るようなことはしていませんが
本気でダンスをしたいと思うならリズムを聞くということはとても大切なんじゃないかなと思います
僕がバンドをしていた時に1番重視していたことは『ノリ』でした
ノリというのは説明するのがなかなか難しいのですが「この曲なんとなくテンポがいいな」とか「楽しそう」とかそういう感覚を感じたことがあるかと思います
その感覚を感じる音楽は『ノリがいい』と言えると思います
リズミカルと少し近い感覚なような気がします
ダンスにとってもこの“ノリ”というのはとても重要なものだと思います
流れてくる音楽に合わせてダンスを踊るわけですから“ノリ”を感じることができなければダンスにも“ノリ”がでない
ということに繋がるのかなと
音楽ではオモテとウラというものが存在します
タン タン タン タン
これがオモテ
タン タン タン タン
これがウラ
あるリズムが1.2.3.4.5.6.7.8まであるとした場合
1.3.5.7の奇数の部分がオモテ
2.4.6.8の偶数の部分がウラ
というようなニュアンスになります
文章では限界がありますので気になる方は
YouTubeなどで『音楽 オモテとウラ』などで検索してみていただければと思います
話を戻しまして
このオモテとウラというのはダンスにも存在していると思っています
音楽には『音が鳴っていない部分にも音がある』と言われます
つまり音が鳴っていない部分にも『鳴らない音』というものが存在しているということです
何やら矛盾した表現になりますが
『音が鳴っていない部分にもリズムが存在していてその鳴っていない部分もしっかり意識しよう』ということです
この“鳴っていない部分”を意識することで先ほど言った“ノリ”を感じることができます
“ノリ”を感じることができれば“ノリ”を表現できるということに繋がります
ダンスをするにあたってリズムに合わせて体を動かすということは
リズムに合わせて楽器を演奏すると同じことだと思います
つまりリズムを感じることができなければいつまで経ってもダンスは上手く踊れないということになるのではと思います
ラテン音楽と言えばとてもリズムが重要なジャンルになります
そのラテン音楽をベースにダンスをするということはそれだけリズム感も重要になります
ジャンルにもよりますが基本的に音楽はリズムがありきのものです
そのリズムを蔑ろにして何がダンスかと思います
少し濃い話をしてしまいましたが”本気で”と言われると本気でミュージシャンを目指していた僕にはもっとしっかり基本を抑えたほうがいいなと思いました
検索で『ダンス 基本』などと検索すると
『ステップ』や『体幹』や『筋力』などといったワードが出てきますが
何より一番先にやるべきことは『まず音楽を聴くこと』ではないのかなと思いました
まぁダンスもしない僕が偉そうにダラダラと駄文を書いてしまいましたが
そこまで「なぜなんだ」という気持ちではなく単純に「なぜなんだろう」ぐらいの気持ちということは忘れないでいただきたいと思います