会社にすぐにお金の話をする人がいます
「これっていくらかかるんですか?」
「これをするならいくらになる?」
「この作業に対していくらのコストがかかる」
などなど常にお金に換算するような考え方や発言をする人
別に悪いとは思いません
ただちょっと寂しい人だなと感じます
何もかもがお金が基準で物事を考えるというのは結構しんどいんじゃないかなと
なぜそういう発言が出てしまうのかはわからないのですが『お金=幸福』のような価値観を持っているんだろうなと思います
生きていく上でお金は大切なものです
お金がなければ生きていけないと言っても過言ではないぐらい人生において密接な関係があります
こういうと「高く止まっている」とか「綺麗事」と言われますが
『お金が全てではない』
と思います
誤解していただきたくないのは
「お金よりも愛だ」
「お金よりも友情だ」
というような意味では全くありません
何かをするためにはお金が必要なことが多いです
ないよりはあった方が絶対にいいです
むしろいくらあってもいいと思います
ただ
『お金は道具であって目的ではない』
ということです
2015年のノーベル経済学賞受賞されたアンガス・ディートン教授が行った研究によりますと“お金と幸福度の関係”が明らかになっています
この研究で所得が増えることで幸福度も増加するものの一定の額(年収約800万円)を超えると停滞することが証明されています
そう考えるとお金が全てではなく人生を豊かにするためにもお金のみではなく他の要素が重要であると言えます
何度も言いますが「お金は大切です」
しかしお金に執着しすぎてしまうといつまでも幸福感を得られることがないように感じます
「Time is money(時は金なり)」という言葉があります
『時間はお金と同じぐらい貴重なものだから無駄にしてはいけない』
といった意味ですが今の僕も
「お金よりも時間を大切にしたい」という考えに変わってきました
若い頃はお金ばかり追いかけて生きてきましたが今では“如何に有意義な時間を過ごすか”の方に重きを置いています
これは個人的な考え方ですが
時間を有意義に使うことができればお金も有意義に使えるのではないかなと思ったりします
第一にお金のことを考えるよりも
別のことを1番に考えるぐらいの気持ちの方が人生は豊かに過ごせるんじゃないかななんて思ったりするこの頃です
皆さんはいかがでしょうか