鳥と魚と僕とポーク

実るほど頭を垂れる稲穂かな

サトウマイ著『レジの行列が早く進むのは、どっち!?』を読んでみました。

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読書の秋ということで今秋は本をたくさん読もうと思っていたところ、奥さんの新型コロナ感染による濃厚接触者として自宅待機を余儀なくされたことで、外出することができなくなったため、半ば強制的に読書をせざるを得ないという状況に追い込まれた僕です。

 

言い方は悪いですが、いいきっかけかなと思っております。

仕事がある日だと、遅くなってしまった時は数ページしか読めないなんていう事もありますし、休日も買い物や用事で外出したりなんていうことも割とあるので、読むペースがガクッと落ちてしまうので、こういう環境にある方が一気に読み進めたりできるのでいいかなと思ったりしています。

 

奥さんの症状も少しづつですがよくなってきていますしね。

 

さて、今回は”統計のおねぇさん”として話題のサトウマイさんの

『レジの行列が早く進むのは、どっち!?』

を読んでみました。

 

サトウマイさんのTwitterYouTubeはこちらから

 

元々YouTubeでサトウマイさんの動画がとても面白かったことがきっかけで出版された本を読んでみたいという気持ちになったという経緯があります。

 

YouTubeなどで発売されたことは知っていたのですが、僕の地域では販売が遅れていたのか、入荷されていなかっただけなのかわからないのですが、発売当初に読むことができず、たまたま別件で本屋に行ったときに見つけて即買いした本です。

 

 

「レジの行列はどっちの方が早いか」というテーマが気になったというのも本に興味を持った要因の一つです。

 

全部で10章まであるのですが、どの章のテーマも興味があるタイトルばかりなんですよね。

日頃日常で気になっていることや、言われてみればこれってどういうことなんだろう。といった軽い疑問まで統計で解説してくれます。

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この各章のタイトルを見ただけでも結構面白そうなのが伝わると思います。

 

 

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本のタイトルにもなっている「早くレジを通過するためのポイント」は66ページに書いてあります。

 

 

著者であるサトウマイさんは

もし、私が記憶喪失になったとしても、確率・統計は必ず学ぶことでしょう。

数学アレルギーの私が記憶喪失になった時に、一冊目に読む確率・統計の本として本書を書きました。

と書かれています。

 

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それだけ、面白くかつ分かりやすい内容として書かれていると思います。

 

統計学と聞くとなんだか難しそうに聞こえる部分もあるかもしれませんが、この本を読めば少し統計学の見方が変わるかもしれません。

 

 

気になった方はぜひ一度手にとってみてはいかがでしょうか。

 

下記には僕の個人的感想が書かれていますので、ネタバレなど嫌な方はここから先は読まずに実際に読んでみていただけたらと思います。

 

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僕の個人的感想文

ずっと読みたいと思っていただけあって、物凄く面白く読むことができました。
元々僕自身が統計に去組があったという事もあるのですが、身近な出来事を統計で説明するというか、これはこういうことなんだよ。と学問的に紐解くのって本当に面白いです。

 

それと、「はじめての統計学」というサブタイトル的なものがついているのですが

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内容を読んでいくと『心理学』にも関わっていることに気付きます。

心理行動のデータを元に統計を取って~という流れが統計には多くあるようで、統計学を学ぶという事は、同時に心理学にも触れるという事にもなるんだなぁと。

 

そこが結構面白いところでした。

他にも数学的な計算が多数出てきますが、数字を理解しなくても文章が正しく読み解ければ理解できるようになっているのも凄いなと思いました。

 

統計学の用語や、こういう統計方法を〇〇と呼ぶというような統計に関する知識も学ぶことができるので、「そういえばこれあの本に書いてあったことと似てるな」なんて思ったら逆引きみたいな感じで使えたりもするのかなと思いました。

 

他にも統計学の本で気になっているものが複数あるのですが、一冊目にこれを読むことでより統計学を深く知りたいと思うようになれた気がします。

 

とは言っても、レジを並ぶときは別にどこでもいいかなと思う派です(笑)

 

僕個人的にはとてもおすすめの一冊です。

 


 

 

『鳥と魚と僕とポーク』を読んでいただいてありがとうございます!

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