誰かと話をしている時に会話が盛り上がって
「今度それ貸してあげる!」
「確か家にあったと思うからあげる!」
みたいなことってあると思います
しかし待てど暮らせど一向に何も言ってこない
こういうこともよくあると思います
それがもし自分が本当に欲しかったものだったり求めていたものだったりするととても期待してしまうものだと思います
関係にもよると思いますが
「あれってどうなった?」と気兼ねなく聞ける関係なら問題ないのかもしれませんが
上司や先輩との関係だったり言いにくい関係というものもあると思います
「あれ持ってきてくれるって言ってたのにな…いつになるんだろう」
「あの資料『こっちで出すよ』って言ってくれたけどまだもらってないんだけどな」
そういうことは意外と多いもので
他人に期待したいという気持ちはありますが期待してしまうと逆に自分が疲れてしまうことの方が多いのではと思います
例えば欲しい服があって「もう着ないからあげる」と言われた側としては願ってもない話です
ですがそれがなかなか手元に来ないとなるとソワソワしてしまうもの
いつ持ってきてくれるのかな
もしかして忘れてるのかな
もう自分で買ってしまおうか
でも買った後で持ってきてくれたら悪いし
そういう気持ちを抱いてしまうものです
なぜか自分だけがとても気になってしまってメンタル的にストレスになってしまう場合もあるでしょう
そうならないように僕は『期待しない』ということを徹底するようにしています
言い方は悪いですが
どうせ持ってこない
どうせやらない
どうせ忘れている
そう考えるようにしています
でないと自分としても気持ちの切り替えができませんしいつまでも行動が制限されてしまうと感じているからです
そういう自分で解決できない(できそうにない)ことに神経を使う時間はもったいないと思っています
それなら他人を当てにせず自分で行動する方がストレスも少ないのではないかと思います
仕事となればそういかないことも多いと思いますが
それでも一度話を通してして相手が「自分でする」と言ったならそれ以上こちらから追求することはしませんし
もしその業務が滞るとしても「相手がすると言った」ということを主張します
特別重要なことであればメールやラインなどで文書として残るように連絡します
そうすることでもし相手が忘れていたとしても”証拠”が残っているわけなので一つの回避方法ができるというわけです
別の人から「なぜ催促しないの?」と言われる可能性はもちろんありますが
メールやラインの場合”日時”という便利なものも残りますので「いつ連絡しました」ということは提示できるので1週間以内であれば有効だと思いますしね
そもそも言われたことを忘れてしまう人ほど信用できないものはありません
僕はそう思っています
そういう人はきっと周りから人が離れていくことでしょう
信頼関係とはそういうものなのかなと思います
僕がなぜ「期待しない」かと言いますと
少し前に話題になった『自己防衛おじさん』の発言がきっかけでした
覚えておられますでしょうか
「国なんかあてにしちゃだめ。あてにするから文句が出てくるわけでしょ。」
この言葉にとても共感しました
確かに「あてにしてしまうから行動してくれないと文句が出てしまう」ものだなと
文句なんて言いたくないしイライラするとメンタルがやられてしまうし
それなら”あてにしなけりゃいい”と思うようになりました
人間としては冷めていると言われるかもしれませんが
結局は自分は自分しかいませんし自分を守ってくれる人なんていないと思っています
人は誰もが皆自分のことを考えている人ばかり
生きていくのは自分だし自分でなんとかするしかない
自分で考えて行動する方が自分の能力の向上にもなる
他人に左右されて生きるのはごめんだ
そう考える方が気持ち的に楽になれるんじゃないかなと思います
やってくれたらラッキー
ぐらいの気持ちでいた方がその分別のことに気持ちを使えますしね
結構はっきりと書きましたがあくまでも”それぐらいの気持ち”ということです
実際に他人を一切信用しないなんてことは難しいですし
誰かの力を借りなければなし得ないこともたくさんあります
ただ気持ち的に”初めから期待しない”でおけば裏切られた時の傷が浅くて済むんじゃないかなと思います
僕一個人の考えなので偏った部分が大きいと思いますが
しんどいよりは楽に生きたいと思うのでそういう気持ちで生きていく方が少しはストレスが減るかもしれません
ただでさえしんどい世の中なのだから少しでもストレスを減らすことをしないと本当にメンタルが持ちませんよね
自分を大切に