鳥と魚と僕とポーク

実るほど頭を垂れる稲穂かな

大事な時に話が上手い人が得をするっていう話

月末ということもあり今日会議がありました

今の会社はひと月の会議の回数が多くさらに一回の会議の時間が長いという欠点を抱えています

 

長時間の会議の末何も決定せずなんとなく方向性を考えるだけで何一つ結果に繋がらない会議を延々を繰り返しております

 

そこも改善すべき点ではあるのですが

それ以前に今日の会議を聞いていて感じたことを少し書きたいと思います

 

会議の場で発言をする機会がある時

そういう時に「話の上手い人」というのはかなり得をするなと感じました

と言いますのも

 

『自分の所属部署の欠点を隠しつつ他部署の欠点のみを指摘する』

 

ということをされていた方がありまして

業界に長くいるということで知識も誰よりも持っている方なので誰も反論できないという環境になっております

もしかしたら皆さんの中でも「あの人のいうことは正しい」という空気感に包まれていることありませんでしょうか

 

もし感じたことがある方なら僕の気持ちを察していただけるかと思いますが

「誰にもものを言わせない空気感」

と言いますかそういう空気を作り出すことが上手な人

そういう人が会議を支配できるんだなと感じました

 

会議を支配できるということは会社を支配できるということに繋がります

もちろん今の会社のような小企業に限りますが

 

権力のある人がうまく話を進めることで大きな影響を与えるということ

 

周りの人たちもそういう人に乗っかり味方になる方が自分の居心地はいい

変に対立するよりも”腰巾着”的な感じで輪の中入った方が自分の立場が悪くなることはありませんしむしろ自分にとってメリットしかないという場合も存在します

 

どういうところでもそうですがやっぱり話し上手って得ですよね

もちろん聞き上手でなければ話し上手にはなれないなんていう言葉も聞いたことがありますのでそこは表裏一体な感じなのかなと思います

 

ですがその人は「人の話は聞かないけど話が上手い」というタイプ

 

うまく正当化するのが上手いんですよね

 

もう一つ気づいたことがあるのですがその人の場合

データは一切使わないんですよね

 

過去の経験と勘、そして体感での過去の実績で話をする方です

よくいうのが「昔はこうだった」という決まり文句です

 

確かに昔はそうだったかもしれません

しかし昔と今では環境が違っている場合ではあまり通用しない部分も出てくると思うのですがそこは一切聞く耳を持ちません

そこをうまく誤魔化してすり抜けながら話を進めるのが上手なんですよね

 

所謂「机上の空論」に近い発想です

 

なんとも滑稽に見えてしまう部分もあるのですが「理想と現実」が見えていないというか”物事の裏側”というものが見えていない感じです

 

ですがそういう人が会社では強い立場にあるんだなということを勉強しました

こういう人と戦っていくか

それともうまく仲間に入るか

どちらが正解とかはないと思うのですがうまく自分の舵を取らないと大変な目に遭う可能性があると思うと少し不安です

 

色々なことを書いてしまいましたがもし今後会議に参加される際には自分にとってプラスの面だけ相手の悪いところだけを突くという戦法をとると意外と成功するかもしれません

ですがその戦法を取るにはそれなりの根拠というものが必要になりますが

 

一つの方法として書いてみました

何かの参考になれば嬉しいです