鳥と魚と僕とポーク

実るほど頭を垂れる稲穂かな

年齢を重ねると感覚が変わってくるのか、それとも…

 

今朝YouTubeを何気なく見ていると下記のような動画を見つけました


www.youtube.com

10代20代前半などの若い頃は「クラシックなんて」と思っていました

「ロック以外はだせぇ」「ロック以外を聴くやつはヌルい」なんて偏った考え方を持っていました

 

若い頃はそんなものだろうと思っていますが

歳を重ねてきたことで色々なものの見方が変わったといいますか違う感覚を持つようになったというのか

 

この月光第三楽章は純粋にすごいなと感じました

若い頃はきっとこんな感覚にならなかっただろうなと思いますしそもそも聞いてみようとも思わなかったと思います

 

でもそれが少しずつ感覚が変わってきているのかなと思うと不思議だなと思います

ただ「色々なものに興味を持つようになった」とも考えられるのかなとも思えるんですよね

 

大人になるにつれて「経験」というものが増えていきます

子供の頃では経験することができなかったことが大人になってから経験できるということがあると思います

 

簡単なところでいくと

  1. お酒
  2. タバコ
  3. ギャンブル
  4. 借金
  5. 車の運転

などなどもっと細かいところがありますがこういう『新しい経験』が積み重なっていきます

経験が積み重なっていくとある程度の「想定」「想像」ができるようになると思います

 

例えばドラマや映画を観ている時に「これってもしかしてこうなのかも」と想像したりすることがあると思います

 

その想像がストーリーの流れと合った時

「あーやっぱりそうだったんだ」

という感覚になると思います

 

これが僕のいうところの「想定」「想像」が積み重なっている状態です

なんでも想定内のことで収まってしまうと物事ってつまらなくなります

 

そうならないために『自然と興味が別の方向に向く』ようになってるのかなと

 

あまりにも退屈すぎて腐ってしまわないように脳が操作してるのかなと思ったりします

 

 

人間て結構面白いもので「人は意思を持って行動している」という部分と「脳が人の行動を操作してる」という部分もあったりするそうです

 

ちょっと言葉は乱暴ですが例えば

「あー喉が渇いたな」という感覚は自分から発信しているのではなく『水分が足りてないから水分を摂りましょう』と脳の方から人の体へと信号を与えているということです

 

そう考えると人ってとても面白いですよね

人は解明されていない部分の方が多いと言われているぐらい謎の生き物です

 

そう考えると一つの行動にも何か意味があるのかななんて思ってしまったりしますよね

 

今回の月光第三楽章がいいなと感じたのももしかしたら脳が「クラシックもいいぜ」という信号を送っていたとしたら

それともただただ歳を重ねて人間性がマイルドになりクラシックもいいなと感じるようになれたか

 

クラシック自体そんなにたくさんの曲を聴いたことがないので「食わず嫌い」になるなんてそもそも良くないんですけどね

 

いずれにしてもどちらかは僕にはわかりませんがいくつになっても新鮮さを感じられるような人間でいたいなと思いました

 

常に興味心を忘れないように生きていきたい