鳥と魚と僕とポーク

実るほど頭を垂れる稲穂かな

「脳科学」は存在しない。らしい。これが本当だとすると”脳トレ”や”記憶力サプリ”といったものが全て否定されるかもしれない。

皆さん脳トレしてますか。

少し前に「脳トレ」なるものが流行りました。

「脳を鍛える」ということなのですが、詳しくは知らないのですが脳を鍛えることで記憶力や認知力判断力に効果的だと言われています。

 

脳トレドリルとかニンテンドーDSソフトでも脳トレというものが発売されていましたよね。

 

脳を鍛えることは本当に素晴らしいことだと思います。

筋力と同じで使わなければ低下していく一方だと思います。

 

脳科学と言われているものが実は”存在しない”という話が出ています。

あるサイトでは脳科学は「認知科学」だということも書かれています。

 

これまで長い間脳科学という言葉が使われてきましたが、実際はどうなのでしょう。

 

真実はどこにあるのか。

今日はそれについて書いてみたいと思います。

 

 

洋書ですが、こんな本があります。

 

 

3人の学者による『Urban Myths About Learning and Education』という著書があります。

この著書によりますと

「脳についてはそれほど理解が進んでいない。もっと重要なことは研究によって明らかになっていることを一連の具体的な行動に一般化できないことはは言うまでもなく、そのような行動に影響を与える方法を考案することは難しいということである。」

と書かれています。

 

要するに「脳科学の研究は日々進歩してるけど、一般的に使えるようになるほどはまだ無理だよ」というニュアンスになるかと思います。

現在販売されている書籍やサプリなどの科学的学習法と言われていることのほとんどは主に認知科学の成果によるものだそうです。

 

脳科学という言葉が使われるのは「それっぽく見せるため」という専門家もいるようです。また下記の動画では「番組側に言わされている」というような感じにも聞こえます。

 


www.youtube.com

 

かなり絶句するようなサムネですね。

これまでの内容を全て否定するようなサムネですね。

 

しかも出演しているのはあの脳科学者の茂木健一郎さんです。

脳科学者である茂木さんが結構いい感じでお話してくれています。

ご興味がある方はぜひご覧になってみてください。

 

 

僕はこれまで脳トレ的なことをしたことはありません。

一般的に本を読んだりニュースを見たりということだけで、”脳を鍛える”という事をしたことはありませんが、脳トレ的なことをしている人は多数見てきました。

ですが、その中の誰一人として「今も継続してやってるよ」という人は見たことがありません。

 

脳を鍛えることができるのかどうか。というのはわかりませんが、脳を使うことで補うことができるんじゃないかなと思っております。

 

そもそも脳を鍛えたい人というのはどういう理由で鍛えたいと思っているのでしょう。

 

今から鍛えておくことで認知症になりにくくするためなのか、記憶力を向上させたいのか、理由は人それぞれかと思いますので僕にはわかりませんが鍛えることで何をどうしたいのか。

別に脳科学を否定したりするつもりは全くありませんが、脳トレをしなくても解決できることって結構あるのになと思ったりもします。

 

人が何を信じるか。

という事は個人の自由であり、それを他人が妨害してはいけないと思います。

 

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ただ”嘘”を信じるのは少し危険だなと。

ネットが普及した現代では簡単に情報が手に入ります。

簡単に情報を知ることができる社会ですが、本当の情報かどうかを見極める能力は磨かれていません。

嘘の情報や陰謀論というようなものも一緒くたに流れています。

そのような社会の中で正しい情報を見極めていくということはなかなか難しいものです。

 

「濡れた猫を電子レンジでチンした」

 

というお話をご存じでしょうか。

アメリカでおばあさんが雨に濡れて帰ってきた猫を電子レンジで乾かした。というお話です。

 

他にも「あるハンバーガーにはミミズが使われている」なんていうお話もありますよね。

 

かなり昔に聞いた話ですが、実はこのお話は嘘だそうです。

 

こんな感じで知っている話、聞いたことある話は”都市伝説”だったりして実は『嘘』であった。

という事が意外とあります。

 

こんな感じでネットが今よりも普及していなかった時代からこんな話が出回っているぐらいです。

もしかすると今の時代だとその倍以上かもしれません。

 

 

科学的根拠に基づいていないことは『嘘だ』とまでいうつもりはありませんが、ある程度根拠だとか真実味がないとやはり危ないかと思います。

目で見たものだけを信じるという事は非常に危険です。

 

とは言っても「何が真実か」という事はなかなか難しいところではあるんですけどね。

 

何が真実かを見極めるには複数の情報を見るという事が大切なんだと思います。

先日も書きましたが、ある側面しか見れない人は単純であり「嘘」を信じてしまいやすい傾向にあるんじゃないかと思います。

 

spawn.hatenablog.com

 

色々な側面から調べてみてどんな情報が書かれているか。という事を統計を取ってみるぐらいの感覚が重要だと思います。

僕が基本的に実行していることは『他人から聞いた話も一度調べてみる』ということです。

その人の記憶で話をしていることは、もしかしたら記憶違いをしているかもしれません。

もしかしたらその人も誰かに聞いた話かもしれませんからね。

他人に聞いた話を自分なりに解釈してしまい、真実と少しずれて記憶してしまっている。脚色してしまっている可能性だってあります。

そう伝言ゲームのように。

 

聞いた話をそのまま鵜呑みにしてしまうと、間違った事実を知ることになり間違った事実を記憶してしまうことになります。

 

そうなると真実を見るという事から離れてしまいより一層真実から離れてしまうという事になりかねません。

 

別に取るに足らない他愛もないことならいいと思うんです。

ただ嘘を信じてしまうという事は、もったいないと思うんですよね。

せっかく自分の引き出しを嘘で埋めてしまうという事はなんとももったいない。

 

 

【くっつく指】という遊びをご存じでしょうか。

ご存じない方は検索してみてください。

 

がっちりと手を組み、人差し指だけ伸ばします。

その伸ばした人差し指を広げます。

 

その指をじっと見つめるとなぜか自然と指がくっついていくという遊びがあります。

(ご存じない方はぜひやってみてください。)

 

これただの遊びで、人差し指の間隔を広げようと意識すると腕全体の間隔を広げようとするため、てこの原理によって組んだ点を支点に人差し指の間隔が徐々に狭くなっていく。

というものです。

大人だと意図的に広げ続けることはできるのですが、子供だと結構この原理にはまってマジックみたいにできるというものなのですが、実は昔過去にナインティナインさんがやられていた深夜番組で”ナイナイサイズ”という番組がありました。

そこで「不思議な体験をしたい」という企画で催眠術にかかるというものがありました。

その中に出てくる催眠術師の方がこれをやっていまして。


www.youtube.com

※動画は11:20ぐらいです。

 

これを観たときに催眠術って嘘だ。という気持ちが強くなりました。

これを観るより前にこの指がくっつくことを知っていましたから。

そかもその時は催眠術だとかどうとかっていう話ではなく「これ知ってる?」というぐらいの軽い感覚でした遊びだったからです。

 

誰かに催眠をかけられなくてもできた遊びでしたからね。

そんな子供騙しの遊びを”催眠術”なんていうことにして人にかけているなんて。と思いました。

 

話が色んな方向に行ってしまい落としどころがなく最終的に何が言いたいのかわからなくなってきた部分もあるのですが、皆さんもあまり安易に物事を信じない方がよろしいのではないでしょうか。

今は昔みたいに図書館に行って調べたり、辞書や百科事典を引くという事をしなくても誰でも簡単にスマホで検索することができますから、ちょっとした時に見たことや聞いたことを調べてみるという事がこれからの社会ではより一層重要になるんじゃないかなと思ったりしています。

 

何かを観たとき、聞いたときは「まず疑う」という事を心がけてみてはいかがでしょうか。

もちろん”適度”にということで。