誰でも賢いと思われたいと思ってはいなくてもバカだとは思われたくないはずですよね
「賢いですね」
「頭いいですね」
などと言われる方が気持ちはいいはずです
以前書いたブログと近い部分もあるのですが今回は本当の意味を知っているのと知らないのとでは大きな差が出るというお話です
突然ですが下記の言葉を何と読みますでしょうか
『代替』
”だいがえ”でしょうか
正しくは”だいたい”です
現代では”だいがえ”でも間違いではないようですが色々みていますと「代替え」と送り仮名が付く場合は”だいがえ”と読むようです
※変換機能では”だいがえ”でも”代替”と出てきますのでどちらでもいいとも言えます
一説によりますと
元来”だいたい”という読み方が正しい読み方だそうですが言い間違いが浸透して”だいがえ”という読み方も市民権を得たそうです
何が言いたいかと言いますと
できる限り正しい日本語を使う方がいいということです
文章でももちろん誤字脱字というのはよくありませんが一番大切なことは
「会話での言い間違い」です
「雰囲気」
という言葉がありますが”ふいんき”ではなく正しくは”ふんいき”です
細かいことですが会話ではこういう言い間違いや読み間違いというのはあまりいいとは言えないと思います
相手の話をきちんと聴く人だと端々に「ん?」と感じることがあるかと思います
「重複」という言葉もそうです
”じゅうふく”と読むことが多いです
”じゅうふく”と打ってみても普通に「重複」と出てきます
正しくは”ちょうふく”です
バカだと思われたくない方はこういう部分を押さえておく事で印象はガラッと変わります
相手が本当の読みを知らない場合は逆に「こいつ読み方も知らないのか」とバカにされる可能性がありますが…
ですが正しいことを知っていれば別に臆することはありません
何が言いたいかと言いますと
正しい言葉遣いができていれば人間関係は上手くいきやすくなるということです
わかる人はわかりますし正しい言葉を知らない人とは深く付き合う必要はないと思います
例えば仕事上で会議や取引先の方とお話しする時に正しい言葉遣いができていれば
「この人はきちんとした人だな」
という印象を持ってもらいやすいという事でもあります
言葉遣いを正すことは自分にとってプラスになることが多いのではないかなと思います
もう一つ
誰かと話をするときは難しい言葉を使わないということ
やたら横文字を使いまくる人や難しい言葉ばかりを並べる人っていますよね
賢くみせたい
賢くみられたい
という気持ちが強すぎて無理に難しい言葉を多用する人
これは逆に少し鬱陶しさを感じてしまう可能性があります
難しい言葉を使うよりも正しい言葉遣いをする方がより知的に見えると僕は思います
最近では英語を使うことが増えてきました
例えば「エビデンス」という言葉がありますが
「この内容のエビデンスをお願いします」
というよりも
「この内容の根拠となる情報をお願いします」
という方が相手に伝わりやすいというメリットもあります
もちろんエビデンスという言葉には複数の意味がありますので時と場合によって使い分けが必要ではありますが基本的に英語でいうよりも日本語で説明した方が相手に伝わりやすいと思います
少し気をつけるだけで改善できることなので「大丈夫かな」と気になる言葉があるなら調べてみてはいかがでしょうか
今日は新人さんとの会話で感じたことを書いてみました
とてもスラスラと話をされますし頭の回転も速そうな感じがするのですが所々「その言葉の使い方間違ってないかしら」と心配になることがあります
頭が良さそうで回転も速そう1を聞いて10を知る感じ
ではあるのですがちゃんと話を聞くとただの妄想だったりズレた認識をしてしまっている場合って意外とあるんですよね
自己完結型の方に多い気がします
あまり他人の意見を聞かない人と言いますか自分で考えるまではいいのですが自分の中で勝手に「こうだろう」と答えを出してしまってそれが正しいと思い込んでしまう人
これは後で苦労するだろうなと思います
質問することに対して抵抗があるような人がいますが
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
という言葉があるようにわからないことは素直に質問して正しい答えを知ることが何より大切だと思います
下手に飾るよりもあるがままの自分でいる方がメンタル的にも少しは楽になるのではないでしょうか
今回は長くなってしまいましたが読んでくださった方の何かの役に立つのならこんなに嬉しいことはありません