鳥と魚と僕とポーク

実るほど頭を垂れる稲穂かな

話すのが好きな人と喋るのが好きな人。

日本語の難しさの一つに

『話す』と『喋る』というのかあります

ニュアンスが少し違うようです

『話す』はある程度真面目な話というか中身のある話を指すようです

一方『喋る』は中身のない話というかくだらない話のことを指すようです

 

つまり

『話すのが好きな人』と

『喋るのが好きな人』は

別の意味だと言うことになります

 

話すのが好きな人はとても身のなる話をしてくれる人で

喋るのが好きな人はくだらない話をする人

という感覚でしょうか

 

人間関係の中ではどちらか一方のタイプの人

両方併せ持つタイプの人もいます

 

一つ気になるのは

[初めは話しているのに途中から喋りに変わる人]です

 

どういうことかと言いますと

『最初は真面目なテーマについて話始めたのに途中から話が脱線してテーマと関係ない話を喋る人』のことです

この手のタイプの人は一度脱線するとなかなか元のレールに戻れないパターンが多い気がします

 

「結局何が言いたいの?」

と聞きたくなるような話をずっとしている人

こういう人と付き合うには“忍耐力”が必要になります

さらに辛いのは3人でミーティングなどをしている時に2人がこのタイプだった場合です

 

もう話は脱線しまくりでテーマについて何も話がまとまらず時間だけが過ぎていく

 

こうなると物事の前進が大幅に遅延します

 

特に仕事の場合だと目の前の仕事を片付けるために話を始めたのに全くあらぬ方向に話が進み本題からどんどん離れてしまうということが起こります

そうなると時間ばかり使って全く身のない話ばかりをすることになり「あぁもうこんな時間だ」と言って話を終える

結局テーマのことはなにも決まらず最終的に「また明日詰めましょう」みたいなことになる

これを毎日続けていくとどんどん遅れていくだけでなくこの間に別の仕事が降ってくるとそっちに手を取られ問題は後回しになり最悪の場合そのまま頓挫してしまうということにもなりかねません

 

 

個人的には一つの問題を片付けてから喋ればいいのにと思ってしまいます

話を遮ってまで喋る必要ってあるのでしょうか

 

言論の自由ではあるのですがやはり「not for me」です

きちんと話が片付いてから雑談するのは全然いいんですけどね

 

“今すべきこと”を片付けないのはどうも僕には不向きなようです

なんかすみません