日本はお米の国。
と、常々そう思っていましたが世界を知ることでお米を食べるのは日本だけではないことがわかり、日本=お米という公式は完璧ではないということを知りました。
世界で一番お米を食べる国はバングラデシュです。
なんと日本の3倍ものお米の消費量だとか。
少し細かい話をすると、お米には2種類あってバングラデシュが食べているのはインディカ米で、私たち日本人が食べているのはジャポニカ米なので、また少し違うという部分はあるのですが単純にお米というジャンルとしてのお米の消費量はバングラデシュ、インドネシア、ベトナム、カンボジアなど海外の方が日本よりも圧倒的に多いようです。
日本と違い細長いのが特徴のインディカ米
うちでは家事的なものは誰が何をやるという役割を完全に決めているわけではなく、その時できる人がやるというスタイルです。
毎日生きていく上で食事は欠かせないものです。
主な主食であるご飯。
ご飯を食べるためにはお米を炊かなくてはなりません。
お米を炊くためにはお米を洗う必要があります。
この「お米を洗う」という作業が実に面倒くさい。
夏場は良いですが冬場は水が冷たいし。
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今では無洗米という洗わずに炊けるお米もありますが、無洗米はあまり美味しくないということで奥さんからはNGを出されており精米を買うしかありません。
ということでお米を洗うという作業から逃れるには「外食」か「出前」を選択する以外にないのですが、毎日外食は出前を取れるほど裕福ではありません。
何のためにお米を洗うのでしょうか。
僕が昔から聞いている理由は
「米ぬかやお米の表面についた汚れなどを取るために洗う」
というものです。
ですが、それはもう何十年も昔の話。
これだけのテクノロジーが進んでいる現代でも本当に洗う必要があるのか。
精米の方法や精米機などもかなり進化しているんだと思うんです。
つまりそこまで研がなくてもいいんじゃないかと。
精米機だけがいつまでも進化してないなんて話はあり得ないだろう。
こう思ったわけです。
そこで調べてみました。
その結果…
やはり精米技術が向上しているため、昔ほどガンガン研がなくても大丈夫だそうです。
表面に薄くついている米ぬかを洗い落とす程度でOKだそうです。
ただ、お米を研ぐという行為には表面の汚れを落とすこと以外に「お米の表面に傷をつけること」も目的の一つなんだそうです。
これは知りませんでした。
表面に傷をつけることで、お米に水分が浸透しやすくなります。
お米にしっかりと水を吸わせてから炊いて、でんぷん粒子中に水分が存在する状態で熱を加えることがご飯をおいしく炊き上げる秘訣のようです。
僕はしたことないですが、洗った後に水に浸してから炊くとおいしくなるということを聞いたことがありますが、こういう理由があったからなんですね。
ですが、最近の炊飯器はそもそも吸水時間を含めた炊飯時間になっているそうなので、余計に水に浸しておく必要はなさそうです。
やはり最近のテクノロジーのお陰でそこまでシビアにお米を研ぐ必要はなくなってきたのではないでしょうか。
昔は水が白くなるまで洗う。なんてことをおばあちゃんから言われたりしていましたが、今はそこまでする必要はなさそうですね。
やっぱり技術の進歩は人生を豊かにしてくれる素晴らしいものですね。
ちなみにこれは余談になりますが、どの炊飯器にも「早炊きモード」というのが存在しますよね。
あの普通で炊くよりも半分の時間で炊けるみたいなモード。
あの早炊きモードの場合は、この「吸水過程」を端折っているそうです。
早炊きのご飯はあまりおいしくないと言われる理由はここにあるようですね。
調べてみると「ご飯の炊き方」というのは結構奥が深いようです。
興味のある方は追求してみてはいかがでしょうか。