ビジネス系のサイトなどで話題になっている本書
タイトルを見てとても面白そうだと思い
すぐに書店に走りました
必ずどの職場にもいるだろう「職場を腐らせる人たち」
本書には“職場を腐らせる人の特徴”というものが
15の事例によって書かれています
この事例を基準としたときに僕の勤めている会社にはかなりの割合でいます
「このタイプもいるな」
「あーこのタイプも」
とページをめくればめくるほど当てはまる人が浮かび上がってきます
画像では3つの事例のタイトルを載せていますがいかがでしょうか
1つぐらいは当てはまる人がいるのではないでしょうか
『他人のせいにする人』
なんかは結構いるように思います
「自分は悪くない。やったのはあいつだ」
「あいつに言われたからやっただけ」
なんていうことを平気でいう人は結構な割合でいると思います
第2章では「腐らせる人とはどういう人か」というようなことが書かれています
職場を腐らせる人はどういう心理でそういう行動をとっているのか
どういう感情が働いているのか
職場を腐らせる人を分析しています
第3章では「腐らせる人とどう向き合うか」という腐らせる人への対応、対処法が書かれています
どうすれば職場を腐らせる人から解放されるか
戦わずに済むかということを導いてくれます
とても読みやすいですし
共感できる内容なのでとてもスムーズに読むことができました
僕自信このブログで『面倒くさい人』『イタイ人』的なことを書いていますが
こういう本が出版されるということは今需要があるということなのかなと思います
日本は少子高齢化であり
高齢者の方が圧倒的に多い国になっています
つまり古い考えの人の割合の方が多くなっていると言えると思います
もちろん若い人にも“拗らせている人”は存在するのですが
どちらかというと中高年の方が多いように感じます
僕の年代でも若い頃は先輩から虐げられてきた世代なので「自分が嫌な思いをしたから後輩にも同じような経験をさせてやろう」というような心理が働く人も中にはいるんじゃないかなと思います
「自分ならできるけどね」
的な自己中心的な思想を持っている人は意外と多くてプライドが高い人が圧倒的だと思います
『自分は他人よりも能力が高く価値がある』
そういう考えを持っている人も少なくありません
孫子の兵法に出てくる有名な一節に
「敵を知り、己を知 れば百戦危うからず」
という言葉があります
「戦いに勝とうと思うなら、まず相手のことを知らなくてはならない。相手を研究し、自分の得意・不得意についてよく理解すれば、どんな戦いでも勝つことができる。」
2500年前から語られている格言です
そんな感じで自分が苦手だと思う人のことを知ることでその対処法や解決策が見つかるかもしれません
職場で悩みがある
人間関係で悩みがある
職場に苦手な人がいる
なぜか自分だけあれこれ言われるのか
このような気持ちをお持ちなら
ぜひとも読んでいただきたい一冊です
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