鳥と魚と僕とポーク

実るほど頭を垂れる稲穂かな

97歳男性が運転する車が歩道に突っ込み6名の死傷者が。高齢運転者を考える。

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傷ましい事件が起きました。

97歳の男性が運転していた車が歩道に突っ込み6人の死傷者が出ました。

 

こういう高齢運転者による事故が後を経ちません。

 

先日免許の更新に行きましたが、高齢運転者の方もたくさんおられました。

 

spawn.hatenablog.com

 

こうした高齢運転者の事故を防ぐために、今年の5月13日に道路交通法が改正されています。

 

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これは先日免許更新の時に配布された「安全運転BOOK」という冊子の3ページ目に書いてあるものです。

 

これを見ると75歳以上の場合、違反ありと違反なしで異なりますが、一定の検査が設けられています。

今回の97歳の男性もこの講習を受けたはずですが、講習ではパスできたのかもしれません。

運転技能、認知機能にも問題はなかったため免許が交付された訳ですが、こういう事件が起きてしまった以上もう少し改善する必要がありそうです。

 

講習では問題なくパスできたとしても、免許の更新を6ヶ月や1年にするとか更新期間を短くすることが難しいのであれば、1年に一度は技能や認知講習を受けることを義務付けるということをした方がいいのではと思ってしまいます。

 

「大丈夫大丈夫」は大丈夫じゃない 20220720001125

お酒を飲んで酔っ払ってしまった人が千鳥足で「大丈夫大丈夫。まだ酔ってない」なんてことをいう人がいますが、高齢運転者もこれと同じではないかと。

自分では大丈夫だと思っていても、周りから見ればあまり大丈夫には見えない。

心配になってしまう。なんていうことはあるのではと思います。

 

せっかく取った免許を返納することは、自分の資格を一つ失うことになります。

運転が好きな方だと尚更辛いと思います。

 

自分の運転が危ないと思われているという事実を認めたくない。という気持ちもあるでしょう。

でも、自分の感情だけで運転して事故を起こしてしまっては何にもなりません。

 

ましてや人の命を奪ってしまうなんてあってはならないことです。

 

75歳以上はバスが無料で乗れる

예쁜 버스

地域にもよるかと思いますが、75歳以上はバスが無料で乗れる地域もあります。

ぜひ高齢者の方はバスを利用していただきたいと思います。

 

タクシーも高齢者助成券というものが発行されている地域もありますので、自分で運転せずに”運転してもらう”ということを心掛けていただきたいと思います。

 

一件でもこういう悲しい事故をなくすためにも、ご理解とご協力をお願いしたいです。

 

『鳥と魚と僕とポーク』を読んでいただいてありがとうございます!

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