「眠れなくなるほど面白いシリーズ」
というのがありまして
- 睡眠の話
- 心理学の話
- 筋肉の話
- 宇宙の話
- 生物の話
- 遺伝の話
- 脳の話
などなど様々な本が出版されているのですが
その中でやはり一番初めに読みたいと思ったのは『カラス』です
今のところ僕の一番好きな鳥は「ハシボソガラス」でして
カラス好きとしてはやはり読んでおかなくてはならない一冊であります
というのも鳥類の本に出会ったのが同著者である
松原始さんの『カラスの教科書』という本でした
雷鳥社から出版されている本でして
表紙に惹かれて手に取り中をパラパラと読んでみるととても面白くてレジに走った思い出があります
(“カラスの補修授業”もあります)
その著者である松原始さんのカラスの本であれば読むしかないと思い本屋に向かい購入しました
カラスの教科書にも書いてあることもありましたがまた違う角度だったり
当時の書籍から新しい情報が載っていたり
カラスの教科書も同様なのですがイラストが本当に愛嬌があってわかりやすくていいです
僕はそもそも子供の頃からカラスに対して怖いだとか気味が悪いだとか何の感情もなかったのですが
やはり
「カラスは怖い」
「なんか嫌い」
「太々しいから嫌だ」
「ゴミ置き場を漁るから最悪」
なんていう方もおられます
そういう方にぜひ読んでいただきたい一冊です
本著の“はじめに”でも松原さんご自身も書かれてています
「まず敵を知る」
なんていう言葉もありますからまずは
『カラスとはどういう鳥なのか』
『カラスとはどういうやつなのか』
というところを知れば少しは苦手意識や嫌悪感も薄れるのではないかと思います
他にもニュースになったような「カラスのウワサ」的なことも書かれていたりします
こんな感じで少しずつカラスの生態を知ることで
「嫌い→好き」
に変わるかもしれません
僕は特別に休みの日はバードウオッチングをしにカラスを観察したりだとか
そういうことはしませんが街中を歩いている時だとか車の信号待ちなんかでカラスが飛んでいるのを見ると眺めています
まだまだ知識もないのでただ眺めているだけですが鳥ってなんか見ていると「いいな」と思うんですよね
もちろん鳥には鳥なりの生きていくために苦労していることもたくさんあるのですが
なんかこう空をフワーッと優雅に飛んでいる姿を見ると「いいな」と思います
ハトなんかも公園とかで見ていると
必死に地面をつついてたりするじゃないですか
よく見ると何もないのになんかやたら地面をつついてる
アリなんかのムシを食べてるのかなと思いきや
小石を食べてたりします
鳥類は歯がないので食べ物を丸呑みするしかありません
その代わりに砂嚢という消化器官があり
そこで飲み込んだ石を使って食べ物をすり潰して消化しやすくするためにせっせと小石を飲み込んでいるというわけなんです
カラスも同様に小石を飲み込むことがあるようで
(僕は実際に見たことがないのですが)
などなど取っている行動を知ると怖さは消えていくのではないかと思います
もちろんカラスが苦手な方だけでなく好きな方にもぜひ読んでいただきたいと思います
ぜひお試しください
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