鳥と魚と僕とポーク

実るほど頭を垂れる稲穂かな

CoCo壱にYouTuberが入店し卑猥発言や店員に逆ギレ後カレーが無料になった話

f:id:to-many-hopes:20241227103951j:image

大阪市内のCoCo壱にYouTuberの方がきて

卑猥な発言をしたり店員さんに逆ギレした動画がXに上がっているというニュースを見ました

 

僕自身実際に動画は見てないのでどんな感じかはわからないのですが

 

記事を読んだところ

『卑猥な発言などを繰り返すYouTuberに対して「無料で大丈夫です」と伝え、その後YouTuberは代金を支払わずに退店した』

とありました

 

この店員さんの対応に対して

「従業員ホントかわいそう」

「代金はいらないのですぐ帰って一生出禁って事ですね」

という反応もありつつも

 

「駄々こねてただ食い?」

「店側の対応がダメダメだ」

「つけ上がるだけだから毅然とした態度で接して」

という少し厳しい声もあったようです

 

f:id:to-many-hopes:20241227105133j:image

僕もタイトルを見た時に「なぜ無料なんだ?」と思いましたが記事全文を読んで無料にした意図がわかりました

 

店員さんとしては

「お店としてではなく、周りで食事しているお客さんを最優先に考えた行動」

ということでした

 

自分がCoCo壱で海の幸カレーチーズトッピングを食べている時に

急に大きな声を出したYouTuberが入ってきたとします

正直鬱陶しいですよね

せっかく美味しくいただこうと思っていた海の幸カレーチーズトッピングが不味くなる

そういう店内にいるお客にかかっている迷惑を少しでも軽減するために

“無料にしてでもすぐに退店してもらいたい”

そう考えたのではないでしょうか

 

店員さんだって人間です

店舗にいきなり卑猥な発言をする人が入ってきたらびっくりしますよね

人によってはあまり騒がしくされるとイライラしてきますし仕舞いには

「うるさいから出ていって」

と言うことだってできるはずです

 

ですがそこをグッと堪えて

『周りのお客のことを最優先に考えた』

というところが凄いなと思いました

 

 

 

f:id:to-many-hopes:20241227113718j:image

最近では時代の変化とともに「カスハラ対策」がどんどん広まってきています

言いたいことは少し違うのですが店員さんもあまり愛想が良くない人もちらほらいたり

別に「愛想良くしろ」と言ってるわけではなくて

ただ「必要以上に愛想よくする必要はない」という方針に変わりつつあるのかなという気持ちです

 

 

『お客様は神様です』

という言葉を誤解した頭の悪い大人たちが

「店員<お客さん」

という構図を勝手に構築した時代が続いてきましたがようやくそれが変わりつつあります

 

そんな中でもお客のことを優先して考えられるというのは本当にすごいなと思いました

きっとこの店員さんはそもそも思いやりのあるひとなんじゃないかなと思います

 

その場にいたお客さんの中には

店員さんの対応を見てて内心

「もっとビシッといえよ」

と思った人もいたかもしれません

ただ

「それなら自分でいえよ」

って話で

 

結局行動した(できた)人が一番偉いわけで

Xで動画を見ているだけの完全なる傍観者が偉そうに「そんな対応はよくない」とかあれこれ言える立場じゃないと思うんですけどね

 

いずれにしても

お客さんのことを一番に考えた店員さんには脱帽です