少し暖かくなってきたと思ったらまた少し寒くなってきました。
もう1月中旬ですし、これからまだもう少し寒くなるという事は承知の上ですが、やはり寒いのはつらいです。
ニュースを見ていると「電気代が爆上がりした」という見出しがとても多くみられます。
確かにこの季節は電気代がどうしても上がってしまうもの。
ではありますが、それにしても上がりすぎだという声が多いです。
では実際にどれぐらい上がったのか見てみたいと思います。
・2022年1月請求額:38,732円 使用量:1,969kWh
・2023年1月請求額:52,214円 使用量:1,326kWh
電気使用量は去年よりも減っているにも関わらず料金が約1.3万円も上がっている
▶︎青森県3人家族戸建て
・2022年1月請求額:96,389円 使用量:4,798kWh
・2023年1月請求額:159,693円 使用量:4,748kWh
電気使用量は去年とほぼ同じですが、料金が約6.9万円も上がっている
▶︎埼玉県3人家族とペット
・2021年12月請求額:8,519円 使用量:262kWh
・2022年12月請求額:59,578円 使用量:975kWh
電気使用量は一昨年と去年を比べると増えてはいますが、料金が約6万円も上がっている
使用料3割↓電気代1.3万円↑…一体なぜ?12月の電気代にSNSでは嘆き「ホットカーペットの上で寝るのやめる…」(TBS NEWS DIG Powered by JNN) - Yahoo!ニュース
いかがでしょうか。
冬の時期は確かに暖房を付けることが多いので、どうしても高くなりがちですが、さすがにここまで高いとなると辛いものがあります。
電気代がここまで上がる理由
電気代が上がる主な原因は、今も続くウクライナ情勢などによる石炭や液化天然ガスの輸入価格高騰の影響で、燃料費調整額が値上げされているからだそうです。
電気料金の値上げと石炭や液化天然ガスがなぜ関係しているかというと、国内の電気の”発電事情”が深く関係しています。
日本の電気事業者が発電している電気は石炭や液化天然ガスなどを燃料にして火力発電しているためです。
全体の発電電力量に対して、石炭が29.7%、液化天然ガスが37.6%も占めています。
つまり、石炭と液化天然ガスに依存しているということになります。
さらに、ほとんどの燃料を海外からの輸入に頼っているため、石炭や液化天然ガスが高騰すると、比例して電気代も上がってしまうということになります。
色んなものが高騰している世の中がどうなるか
とても苦しい状況なのは皆さん同じだと思います。
様々なものが高騰しており、日常生活を圧迫しています。
ロシア、ウクライナの関係がいつまで続くのかは今の所わかりませんが、海外から依存している以上、当分日本の状況は横ばいか最悪の場合はさらに悪化してしまう可能性もあります。
貧困層にいる僕もかなり苦しい状況ですが、なんとか立て直して欲しいと切に願います。