鳥と魚と僕とポーク

実るほど頭を垂れる稲穂かな

それって本当に必要ですか。という問い

何においても「必要か不要か」ということがあります

言い換えるなら「中身のあるものかないものか」とも言えるかもしれません

 

例えば会議

結論の出ない会議は不要だと思っています

時間も決めずにダラダラと複数人がそれぞれの意見を言い合い着地点を見失い最後には「とりあえずこうしよう」というような浅く薄っぺらな会議

これは会議と言えるのだろうかといつも頭を抱えます

 

ただの談話かもしくは雑談レベルにまで落ち込むこともあります

 

これまで何度か転職しそれぞれの会社で会議やミーティングというものに参加してきましたが本当に前進することを考えた会議をした会社は1社です

これは僕が経験しただけのことなので実際はしっかりとした会議をしている会社の方が多いと思っています

 

ですが明確な戦略がない会社ほど会議は薄い傾向にあると感じています

 

 

とりあえずその場凌ぎであることが多く

短期的なものしか見えていない傾向が強いです

しっかりとした会議をする会社というのは長期的な観点から物事を見ています

 

なぜ短期的な目線になってしまうのか

それはきっと”今”が苦しいからだと思います

まずは目の前の壁を乗り越えなければ

ノルマをなんとか達成しなくては

そういった目先の目標にしか目を向けることができないほど切羽詰まっていると言えると思います

 

確かに「まず一歩ずつ」という気持ちは理解できますし

いきなり高い目標を設定してもクリアできなければ意味がありません

高い目標を設定しそこから逆算して今何をすべきか

という計算ができれば長期的な計画を立てることもできるのだと思いますが

”今”しか見えない

”今”どうにかしないと

という会社の場合

長期的な目線を持つことができず視野が狭くなっていることが多いです

 

一度俯瞰して大きな目で見てから

現状を把握しそこからどうやって今の危機を乗り越えるか

ということを考えることが大切だと思いますがなかなかうまくはいきません

 

言うなればそれだけ危機的状況にあると言えるのだと思います

 

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しかしそれだけ危機的状況にいるからこそ付け焼き刃のような計画では先細りしていくだけです

 

何が本当に必要なのか

何をしなければいけないのか

それは今すべきことなのか

考えていることよりも先にやるべきことがあるのではないだろうか

 

そういった複数のアンテナを張ることができるかどうか

これがとても大きく左右すると思います

 

 

世の中には楽観的な人がいます

僕自身心配性で考えすぎてしまうタチなので楽観的に物事を考えられる人のことは心底羨ましく思います

僕ももっと気楽に構えることができるようになりたいなと

 

ただ「楽観的なだけ」では勝つことはできないと思っています

メリハリがとても大切ですが危機的状況にいる時こそしっかりと計画を練る必要があると思っています

 

「なんとかなるさ」

「そうなればそうなった時に考えればいい」

 

確かにそういう大らかな気持ちも大切です

ですがこうなったらどうなるということは事前に考えておかなければならないと思います

今置かれている状況がどれだけ深刻かということを知るということはこれから登っていく上でとても大切なことだと思います

 

 

なんて説教じみたことを言ってみました

偉そうに言えるような人間じゃないのに

 

昨日会社で会議があり「こんな会議なら不要だな」と思った次第であります

せっかくなら充実した会議をする方がみんなのためですよね

 

時間は有限です

時は金なりです

 

有意義に使いたいですよね