少し前から問題になっている8050問題
「長年引きこもる子供とそれを支える親などの論点から2010年代以降の日本に発生している高年齢者の引きこもりに関する社会問題」
と言えます
社内にももちろん親と同居している方はたくさんいます
ですが“社内”という言葉の通り仕事をしていますのでこれには当てはまらないのですが
知り合いの中には実家暮らしでアルバイトという人もいます
社会でどうしても合わず精神的に参ってしまった人もいますし
ただ「働きたくない」という理由で実家にしがみついている人もいます
僕は高校卒業と共に勘当された形で家を出ました
始めは友人の家に転がり込み住まわせてもらっていましたがさすがに申し訳ない気持ちになり
アルバイトを始めました
それから転々としてその時に付き合い出した彼女の家に移りアルバイトでお金を貯めて何とか家を借りて一人暮らしを始めました
そういう暮らしをしてきたので実家に戻ることなんて考えたこともありませんでした
だからこういう問題に関しては理解が難しいのですがやはり実家の居心地がいいのでしょうか
両親自身も我が子が可愛いという気持ちはあるでしょうしできることなら一緒にいたいという気持ちを持っている方もいらっしゃるでしょう
しかし収入面から考えるとよほど裕福で貯蓄も潤沢にある家系でなければプラスがなくマイナスだけが増えるとなるとやはり経済的に圧迫され最終的にはパンクしてしまうことになるでしょう
年金だけでは難しい
そして働くことも難しい
そう考えるととても深刻な問題だと考えます
社会に適合できないということは様々な要因が絡み合っていると思います
それを解決する方法は容易ではないということもわかります
ただ働かない人が増えているとするならばこれから先の日本はとても暗いと言えます
労働者が減少すると経済活動が小さくなるということになり
日本の経済成長率が低下することになります
GDPが下がれば税収も減少するため国民の生活を支える社会保障システムが危うくなります
そうなると他の労働者への負担が増加することにも繋がります
高齢者1人を約2人の現役世代が支えています
そのうち高齢者1人を現役世代1人で支えることになります
このままでは予想よりも早い段階でそうなる可能性が高まります
働きやすい社会を作ることも大切ですが気持ちの強い人材育成の方法も考える必要がありそうです
コンプライアンスという言葉が飛び交うようになりましたがこの言葉が企業を苦しめている部分もあると思います
上手くバランスの取れた社会を作っていくことが今後の課題なのかなと思います
よい未来のために