例え話って相手に何かを伝えたい時にとても便利です
伝えるだけでなく説得する時にもとても有効だと思います
しかしその例え話が通じない(伝わらない)人がいます
昨日先輩から「最近物忘れがひどくて悩んでる」という話を聞きました
確かに年齢を重ねると物忘れがひどくなるだとか記憶力が低下するなんていう話を聞きます
確かに僕自身昔に比べて“思い出す”という行為ができなくなってきている気がします
僕も脳を刺激したいと思いその記事を読んでからなるべく自力で思い出すということを実践しているのでその先輩にこんな風に話してみました
「『記憶を思い出すという行為』は脳を活性化させるので思い出すという行為をするといいそうですよ。わからないことがあった時にすぐにググるのではなく“思い出そう”としてみる。
ただ脳の活性化はいつまでも続かず、一定時間を過ぎると脳の活性は落ちていくそうなので例えば3分間とか時間を決めて“頑張って思い出すこと”をしてみてはいかがでしょうか」
とアドバイスしてみました
すると返ってきた答えは
先輩「え!?3分も考えるの!?3分って結構長いよ?」
僕「いや例えばですよ。それは別に1分でもいいと思いますし5分でもそこはご自分で決めればいいと思います。時間よりも“思い出す”という行為が大切なんだそうですよ。」
先輩「あー」
僕「テレビとか見ていて顔はわかるけど名前が出てこないとかいうことがあると思うんですけど、そこですぐにググるのではなくて一旦思い出そうとしてみるっていうことをしてみてはどうでしょう。」
ふと見るとそこにラジオペンチが置いてありましたのでこれで説明してみようと思いました
僕「例えばこれ(ラジオペンチを指して)の名前を思い出せないとしますよね」
先輩「えー!さすがにこれの名前を忘れるまではいってないよ!!これ忘れたらかなりヤバくない!?」
僕「そうですね」
と言った具合です
僕は『思い出そうとする行為が脳にいい行為だ』ということをわかりやすく伝えたいと思い敢えてラジオペンチで例えたのですが表面上の話でしか会話ができない人と話をするのはとても疲れると知りました
もちろん僕の説明力が足りないということは大いにあると思います
僕の説明が下手だから相手に伝わらない
これもあると思いますが都度話の内容に出てきたワードに引っかかってしまうと本題といいますか伝えたいことからどんどん離れていってしまいます
ただ純粋に「物忘れがひどい」から「思い出そうとしてみては」ということが言いたいだけだったのですが例えばなしという余計なことを付け足したことで逆にわかりにくくなっているのかなとも思いました
相手に何かを伝えるって本当に難しいです
「伝え方」の本を読んで勉強しようかなと思いました
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この本が有名な気がしますが読んでみようかな