世界を震撼させた新型コロナも季節性のインフルエンザと同等の「5類」に引き下げられて早1ヶ月。
外出するとマスクをされていない方も増えてきました。
中にはいまだにマスクをしている方もちらほらいますが、体感的な割合でいくと僕の地域では半々。ぐらいなのかなと。
皆さんの周りではいかがでしょうか。
僕の会社では一応事務所内ではマスク着用ということで、マスクを継続してます。
そのため事務所だけつけるというのも面倒なのでそのままつけ続けているという状況にありますが、慣れてきたとは言え少し面倒になってきている部分もあります。
全国的に見るとあまりうまく進んでいないような記事も見られます。
いまだに患者数は増加傾向にあるということもあり、なかなか外しにくいという方や3年間もつけ続けていたので外すのが恥ずかしいという方もおられるようです。
皆さんはいかがでしょう。
もう外す生活がスタンダードになっているでしょうか。
それともまだ着用の生活がスタンダードなのでしょうか。
そろそろ気温も上がりマスクを着けていると息苦しくなってくる季節になります。
息がしづらくなり熱中症というリスクも出てきます。
こういった中でどうしていくのか。
付ける付けないは個人の自由になりましたが、マスクを外すことに何かしらの抵抗がある方からすると”つけない人”と接するのはかなり深いな気持ちになる可能性もあります。
そこで「マスクをして話してほしい」と強要するか、「別に自分が付けているからいいか」となるか。
そこは個人の気持ちの判断というか性格によるという感じになっちゃいますよね。
マスクを付けるも付けないも自分だけの判断のはずが他人の判断や他人の目を気にする必要がある。他人に配慮してという感じになってしまっている状況がなかなか難しいところですね。
日本で脱マスクが進まない理由として指摘されているのが、同調圧力だといわれています。
特に日本人は同調圧力に強いというか弱いというか、そこがいい方向に働く場合もあればよくない方向に働く場合もありますよね。
日本人が同調圧力があることについては、日本の文化や歴史から見ることができます。
日本は昔から”他人と衝突することは避ける”という事が共有されています。
村社会というものも要因の一つだと思います。
お互いに助け合うという文化が根強い村文化。村の掟やしきたりに従わない人は”村八分”という罰が課されるという時代もありましたしね。
こういった過去から続く「和の文化」というものがより一層同調圧力を強めていったのではないかなと思います。
日本人は群れたがるなんていうことも言われますよね。
少し前に「KY」という言葉が流行ったように「空気が読めない」と周りから言われてしまいます。
自然と空気を読むという事をしなくてはならない文化と言いますか、周りの状況を常に気を配ってなくてはいけないという文化と言いますか。
さらに周りの空気を読まなかったり集団行動が上手くできないと「変な人」だとか「周りに合わせられないかわいそうな人」というようなレッテルを貼られてしまうことだってあります。
ひろゆきさんや成田さんのように自分の言いたいことや思う事をはっきりと言える人ならいいのかもしれませんが、そういう人ばかりではありませんからね。
やはり同調圧力に臆している人の方がマジョリティだと思います。
周りに合わせることの方が重要な場面もあると思いますし、どういう時でもはっきりとものを言えばいい問いうものでもないですしね。
そのバランスって難しかったりするんですけどね。
ちょっと話が別の感じになっちゃいましたが、あまり周りの雰囲気に合わせすぎて自分を殺しすぎないように注意しましょう。
自分が我慢してまで合わせることないと僕は思います。
嫌なことは嫌だ。
時代は変わってきていますし、より一層そう言う事が言いやすい社会になればいいですよね。