サンタクロースはトナカイがひくソリに乗ってプレゼントを届けてくれます。
しかも赤い鼻のトナカイ。
トナカイって聞き慣れた動物の名前ですが、飼育している動物園は少ないですが実物を見られたことはありますでしょうか。
ちなみに僕はまだ見れていません。
見た目はシカに似ているトナカイ。
シカとどこが違うんでしょうか。
日本のシカは「ニホンジカ」
奈良に行かれたことがある方でしたら、野生のシカをご覧になったことがあるでしょう。
日本でいう”シカ”といえばあれが一番先に浮かぶのではないでしょうか。
細かくいうと、カモシカやヘラジカなど、様々なシカ科の動物がいます。
ではトナカイとはなんでしょう。
トナカイはシカの一種
よくみるとシカとトナカイは角の形が少し違います。
さらに一番の違いは、シカはオスにしか角が生えませんが、トナカイにはオスメス共に角が生えます。
ここが1番の違いです。
大きさもシカよりもトナカイの方が少し大きいです。
結論は、トナカイはシカの一種ということになります。
サンタクロースを乗せたソリを引いているのはメスのトナカイ
オスのトナカイの角は春に生えて、秋から冬には抜け落ちてしまいます。
これはオスにとっての角はメスを勝ち取るための武器であるため、繁殖期が終わる9月〜10月になると角の役目は終わり抜け落ちてしまいます。
メスの角は冬に生え、夏に抜け落ちます。
メスの出産期は5月〜6月で、出産を終えると角が落ちてしまいます。
そのことを考えると冬に角が生えているのはメスということになり、12月24日のクリスマスの時期にソリを引けるのはメスのトナカイということからサンタクロースのソリをひいているのはメスのトナカイ。
ということになりそうです。
ただ、サンタクロースのトナカイには名前や性別が分かっているそうで、ソリを引く先頭から順番に
- 赤鼻のルドルフ(オス)
- ダッシャー(オス)
- ダンサー(メス)
- プランサー(メス)
- ヴィクセン(メス)
- ドンダー(オス)
- ブリッツェン(オス)
- キューピッド(オス)
- コメット(オス)
これを見るとダンサー、プランサー、ヴィクセン以外は全てオスのトナカイなんです。
これはちょっと寂しい話ではありますが、去勢されたオスは冬でも角が抜け落ちないそうで、サンタクロースのソリを引いているのは去勢されたオスという話もあるそうです。
さらにトナカイは夏から冬に長距離移動をするそうです。
しかもトナカイの移動能力はとても高く、1000km以上を移動することができるそうです。
そう考えるとソリを引いて空を飛んでくるということもできそうですよね。
トナカイはシカの仲間
いかがでしたでしょうか。
もしトナカイを見たことがない方がおられましたら、一度ご覧になってはいかがでしょうか。
僕もシカは何度も見たことがありますが、トナカイは見たことがないので一度は見てみたいと思っています。
年末年始でバタバタするかと思いますが、ゆとりのある時に動物園に足を運んでみてはいかがでしょうか。
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