奈良の鹿
皆さんも一度は耳にしたことがあるでしょう。
とても人懐っこくて、むしろ人懐っこ過ぎて鹿せんべいをむしり取っていくぐらい大人気の鹿です。
しかも、天然記念物として登録されているとても貴重な鹿と言えるのです。
奈良の鹿は、偶蹄目(ウシ目)シカ科シカ属「ニホンジカ」
そう、至って普通の鹿です。
ダマシカでも、ヘラジカでも、アカシカでもなくニホンジカです。
そんな鹿は、オスしかツノが生えません。
つまり、ツノがある時点でオスだとわかると言う仕組み。
しかもそのツノの本数である程度の年齢がわかるとか。
1歳ならツノが一本。
2歳ならツノが2つに分かれている。
3歳なら3つに分かれている。
4歳は4つに。
と言う具合に。
僕も何度か鹿のとこに遊びに行ったことがありますが、なんとも手荒なお出迎えを受けたものです。
まぁ可愛いので何枚も鹿せんべいあげたくなるんですけどね。
コロナ禍で奈良公園に来客が減って奈良の鹿が飢えているというデマが流れたそうですね。
普通に考えてそんな訳ないだろうと。
奈良の鹿のご飯が人があげる鹿せんべいのみって事があり得るはずがない。
奈良の人だってそこんとこは考えてますって。
基本的に草食動物ですから草を食べますし、樹皮だって食べます。
奈良公園の草が枯れて危険だ!というならわかりますが、人が来なくて危険だ!というのは理解に苦しみます。
少し考えればわかる事だと思うのですが、SNSで画像と一緒にアップされると信じてしまう人もいるということですね。
それにしてもパンやらをあげるのは本当に良くないと思います。
猫や犬などペットを飼っている方なら、人間の食べ物は動物には味が濃すぎるっていうことはすぐに分かると思うんですがね。
コロナで色んなものがおかしくなってきているような気がしております。
P.S.
鹿がとても美味しそうに鹿せんべいを食べるので試しに食べてみましたがとても不味いせんべいです。不味いというか味がない。
そんな鹿のおやつの"鹿せんべい"の材料は
米ぬかと小麦粉です。
そりゃあ美味しくないし、無味ですよね。
あ、タイトルの答えは「もみじ」です。